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【5号機名機列伝#3】名前のとおりのゲーム性が特徴「大逆転」【元パチプロHの「パチスロが好きだから」#36】

「5号機名機列伝」第3回目は「大逆転」。2011年に導入された台で、名前の通り「大逆転」をコンセプトに作られた台。「名機」ではないが、これはこれで記憶に残る。むしろ「迷機」として名を残す台である。

名前のとおりのゲーム性
純増1.9枚のAT機で、ART突入リプレイ入賞時の押し順(順or逆)によって継続ゲーム数が555Gor1300Gと異なる。

順押しで入賞すればART555Gで獲得約1000枚、逆押しで入賞すればART1300Gで獲得約2500枚と、まさに「大逆転」が可能になるかもしれないゲーム性。

機械割はざっと調べたところ、設定1で92%、設定6で106%。今まで見た設定1の中では1番低いかもしれない。
まぁ、「高設定をツモって終日頑張るぞ!」っていう台ではないので、機械割は飾り。
他機種にボコボコにされたあと、未練打ちで行き着く先が「ジャグラー」だったり、この「大逆転」だったりするわけだ。

通常時は目押しも不要で、そもそも図柄は各リール一つずつしかない。
ひたすら順押しor逆押しで「大逆転図柄」が揃うのを祈るのだが、いきなりその図柄が揃うことはほぼなく、「チャンスゾーン突入リプレイ」後が「大逆転図柄」が揃うチャンス。

●チャンスゾーン突入リプレイ
大〇〇、〇〇転
※大逆転図柄がリールに1つ停止

●超チャンスゾーン突入リプレイ
大逆〇、大〇転
※大逆転図柄がリールに2つ停止

チャンスゾーン突入リプレイ後は8枚役こぼし目が揃うまで「大逆転」が揃うチャンスとなっていて、地味に叩きどころがある台でもある。トマトが来るまでヒマな「リノ」みたいなものかな。

ARTは上乗せもなくひたすら消化
「大逆転図柄」が入賞した後は晴れてART突入となるのだが、ゲーム数の上乗せなどもないため、作業感がもの凄い。ぶっちゃけ退屈である。
どれだけ退屈かというと、それまでARTのナビ無視で転落なんてさせたことなかった私が「初めて押し順ナビをミスってARTを転落させた」ほどである。
ヒマすぎて携帯見ながら消化してたらやってしまった。

ちなみに私は初打ちで555Gを2回揃えたっきり2度と打たなかったので、この台の生涯収支はプラスである。私のようにこの台の生涯収支はプラスって人は割といそう。

似たような一発台仕様として「パチスロ ロリクラほーるど!」なんかもあったが、ああいうのって最初こそ物珍しさで打つ人がいるけど全然流行らない気がする。結局みんなある程度安定感がある、腰を据えて打てるような台が好きなんだと思う。自分ももちろんそうだし。


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