【パチンコ経営企業分析】２０２３年３月度の店舗別新台導入状況、最多導入店は２月に続いて『ＺＥＮＴ名古屋北店』

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は２０２３年３月度の店舗別の新台導入状況を見ていきたい。

３月度における新台導入台数（※１）は８万６８３２台であった。２月は１４万２４９６台であったので大幅に減少しているが、パチンコ・パチスロ別に見ていくと、パチンコは１１万６８８９台→５万６４３６台だが、パチスロは２万５５９７台→３万３９６台と前月よりも増加していた。

３月度における新台導入上位店舗は下記の通り。

また、導入率という観点で見ていくと、上位店舗はこのようになる。

今回、導入台数が最も多かった『ＺＥＮＴ名古屋北店（※２）』は、２月度も最多導入台数店舗であり、３カ月間の累計値でも次位の店舗に４０台以上の差をつけてトップである。

総設置台数が全国で３番目に多い店舗だが、このまま年末まで導入台数トップの座を維持していくのだろうか。

一方導入率を見ていくと、上位３店舗は沖縄県の店舗で占められていた。

これらの店舗はパチンコとパチスロの導入比率に大きな開きがあり、「キングハナハナ-３０」を大量に導入していることから、同機種を待ち望んでいたと思われる。

３月は導入率という点において独特な結果が見られた。４月は導入台数において大型店舗に食い込む店舗が見られるのか、また導入率では３月同様独特な結果が見られるのだろうか。

※１：新台は発売から４週以内に導入されたもののみとする
※２：閲覧有効期限　4/5～4/7