【寄稿コラム】大学一年生や新社会人向けに「パチンコには行くな」との注意喚起を見かける、たしかに学生にとっては誘惑の多い場所かも

新生活の時期、コロナ関連もマシになり、居酒屋で新歓なんて光景も久々に見た。あわせてＳＮＳなんかでは大学一年生や新社会人向けに「こういう店は行くな」とか、「この通りはキャッチが多いので通らない」など様々な注意喚起がよく読まれている。

そして当然のようにぼったくり店や悪質サークルと並んで「パチンコには行くな」と書かれていたりする。昔よりは業界の印象も良くなったとはいえ、確かに新一年生なんかを連れてくるには酷な場所だと思う。

そもそもホールの営業形態は学生にとっての都合が良すぎる。朝イチで抽選を受けて良番なら稼働、ダメなら２限あたりから普通に講義へ出る。パチンコは稼げると豪語して単位が足らずに中退していく人間を何人か見てきたが、今はどうなっているのやら。

自分は学生時、夕方から毎日のようにゲーセンに通っていたが朝イチで行くことはなかった。当時は対戦系が中心で複数人揃っていてこそだったからだ。その点でもパチンコは、一人で問題ない故に遊べてしまうし、止める人も近くにはいないことが多い。

法はさておき、夕方開店・深夜から早朝までの営業ならばパチンコに対する世間の評価はもっと違っていたのかもしれない。