東京都荒川区にて営業していたパチンコホール『サンズ町屋店』が閉店となったのは本年1月15日のこと。同店は「町屋駅」から少し離れたところに店舗を構えており、パチンコ機168台・パチスロ機107台(合計275台)の小規模ホールであった。
その後に同エリアでドミナント展開している「ウインベル」グループに事業承継されたことは既報の通りだ。遊技産業健全化推進機構には『ウインベル・イースト・3rd』が登録されており、いずれ屋号変更の上でグランドオープンする予定となっている。
これにて「町屋駅」周辺におけるパチンコ商圏は、完全に「ウインベル」グループの独占状態へ。新店の進捗状況などを確認するため4月19日に現地を視察したが、(外から見る限りでは)まだ動きは特段無かった。再始動するまでもう少し時間がかかりそうであり、こちらは引き続きウォッチしていきたい。
なお、「ウインベル」グループといえば、昨年12月頃に『ウインベル・イースト・パチンコ』の店長ら3名が賞品買取違反の疑いで書類送検されたと一部のメディアが報じたことも記憶に新しいところだろう。
当時の報道では「4月から6月にかけて顧客に提供した金の入った景品およそ1236万円分を直接買い取った疑い」となっていて、「直接買い取った方が手っ取り早かった」などと容疑を認めているとも伝えられていたものである。
このような経緯があったため、その後の動向も気になっていたのだが、今のところ営業状況に動きは見られていない点を最後に付記しておきたい。
改心なんてワードが存在しない業界だもんで
ナウい