パチンコとは異なる業界の出店戦略について、過去いくつか記載したが今回はラーメンチェーン店「日高屋」を取り上げてみたい。
「日高屋」は「株式会社ハイデイ日高」が運営しているラーメンチェーン店で、本社は埼玉県さいたま市大宮区にある。関東・首都圏で店舗展開をしている為、その他地域の方はご存じでないかもしれないが駅前ではよく見かけるお店だ。
「日高屋」はラーメン屋であるもののアルコールメニューにも力を入れている。そして遅くまで営業している。その為比較的遅い時間でもサラリーマンが一杯飲みに利用するということが多い。私も以前秋葉原等で終電がなくなった時に利用していたが、0時過ぎでも比較的混んでいるものだ。
その「日高屋」の有名な出店戦略が外食産業の大手企業「マクドナルド」や「吉野家」の近くに出店するという戦略だ。「マクドナルド」「吉野家」のファンであっても朝昼晩全てをそれで済ます人はいない、夜はビールに餃子、そしてラーメンで〆という人もいるだろうという戦略がベースだが、この戦略が見事にはまっているのだ。
「マクドナルド」「吉野家」とも当然、出店時には綿密な調査をした上で店舗を出しているので、立地的なリスクが少ないというのもメリットとなっている。
この「日高屋」の戦略は『コバンザメ商法』とも呼ばれている。
パチンコ業界でも競合店の出店に合わせるのではなく、親和性の高そうな他業種が出店している場所でパチンコ独自の強みを生かした戦略で出店を行うことも1つの手法となり得るだろう。
言いたいことはなんとなくわかるけど日高屋を例に出しちゃうと「大型店の近くに大型店に設置のない機種を選んで出店」になるんじゃない?
大型店の隣に低レートのパチンコ屋を開業することかな。
ぼったくられて金がなくなった人の受け入れ先。