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【パチンコ経営企業分析】愛媛県に本拠を置くホールチェーン「日光商事グループ」、「スマスロ北斗の拳」の大量導入などによりパチスロ資産価値額が大幅に増加

新台導入状況、機種構成から経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは、直近のパチスロ新台導入評価(※1)における10店舗以上のグループにおいて「S」ランク店舗の比率が2番目に高かった「日光商事グループ(※2)」。

「日光商事グループ」は本年4月29日に岡山県真庭市に『nikko真庭店』をグランドオープンし、4月末時点で16店舗運営しているグループ。また、1000台以上の巨艦店舗は総設置台数2113台の『nikko大分中央店』を筆頭に9店舗あり、1店舗あたりの平均設置台数も1008台と1,000台を超えており大型店舗が中心である。

さらに同グループは新台(※3)を積極的に導入しているグループとしても有名であり、2023年1~4月までの4カ月間で5000台以上導入しており、1台あたり45万円換算で算出すると22億円以上となっている。

そんな「日光商事グループ」の2023年における新台導入評価の推移は下表の通りとなる。

パチンコ パチスロ
S店舗 A店舗 S店舗 A店舗
1月 10
2月 10
3月 10
4月 10 11

このように、パチンコ・パチスロとも全国上位500位以内の「S」ランクの店舗が非常に多い。その中でもパチスロに関しては、「S」ランク店舗数が増加傾向にあるのも特徴的と言えよう。一方、資産価値額(※4)においては、平均値を上回っているのだが、新台導入評価ほどのインパクトは受けない。

2023年の同グループの資産価値額は下表の通りとなる。

パチンコ パチスロ
日光商事グループ 全体 日光商事グループ 全体
1月 457,082 202,124 547,250 421,307
2月 378,744 182,630 537,035 419,814
3月 354,927 183,046 536,630 434,449
4月 321,307 153,280 649,394 465,101

このようにパチンコは平均値の倍以上になっているものの、パチスロにおいてはそこまで平均値との差は開いていないと言えよう。

しかしながら4月に関しては、導入初月で中古取引額が最も高かった「スマスロ北斗の拳」を大量導入したこともあり、3月以前よりも大幅に増加していた。

大型店舗が非常に多く新台を積極的に導入している「日光商事グループ」。また、『nikko大分中央店』では店舗において1機種における最大設置台数(新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~:185台)となっておりインパクトの非常に大きい。

今後も積極的な導入スタイルは続いていくのだろう。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内、B:全国2500位以内となっている。

※2:閲覧有効期限 5/25まで

※3:新台:発売から4週以内に導入したものを新台と定義する

※4:資産価値額
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:4件 コメントを書く

  1. スマスロ北斗の拳も1店舗で140台導入してますね。
    スマスロ北斗の拳みたいに高稼働の機種が増えれば増えるだけこういう営業のグループは強くなる気がする。

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  2. ただのぱちんこ屋

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