なぜスマスロに比べてスマパチはイマイチ盛り上がらないのか?
導入店舗・台数がまだまだ少ないというのもあるだろうが、まさか「e必殺仕置人」まで微妙な結果になるとは思わなかった。先に出た「聖闘士星矢」や「ルパン」はスペック違いのマイナーチェンジみたいなものだから期待感もあまり高くなかったとしても、「仕置人」は完全な新台として出たからユーザーの期待感もかなり高かったはず。スペックも悪くないみたいだし(パチンコはほぼ打たないからあんまり自信持って言えないが)。
なのに、話題になって打たれたのは最初の頃だけで、早々に空き台が目立つようになった気がする。
なぜだ・・・なぜなんだ。不思議なので、どうしてこんなに盛り上がらないのかネットの評価を見てみる。
すると、「回らない」「回らなすぎて打ってられない」と、とにかく「回らない」という意見が多かった。回らなくても新台時期は一定の稼働を保つけど、そんな回転数じゃキツすぎてリピーターがつかないんだろう。だから一度打ったら終わりで、ユーザーが一巡したら稼働も無くなると。
さすがに1K10~15回転前後じゃ粘る気にならないのは分かる。勝ち負けのスタートラインにすら立てていないように感じるから打ってられないんだろう。
で、一方のスマスロ(というかパチスロ全般)は1Kあたりの回転数の違いというのはあまり無い。ある程度打ちだした後の挙動から、この台は良いのか悪いのかと探っていくことになる。
打てば回転数からすぐにその台の期待値がある程度図れるスマパチと違い、ある程度打たなきゃ分からないというのはスマスロの強みだろう。(そのぶん、打ち始めることすら怖くて0回転放置の台も目立つが)
ただ、回転数という意味では既存のP機とスマパチで違いは無いはず。実際のところスマパチはP機に比べて回転数が渋いホールが目立つのか。もしそうなら何が原因なのか?
「Cタイム」か?
当選率約20%のラストチャンスが時短が終わった1回転、RUSHが終わった1回転にもらえる・・・ってのは、普段パチスロメインの自分からしてもなんだか凄そうだなと感じる。特にRUSH終わった後に「Cタイム」でラッシュを引き戻した日には間違いなく気持ちイイ。想像しただけで気持ちイイ。
ホール側も想像するだろう、そして気持ちイイとは逆の感情を持つはず。
店長「Cタイム怖っ」
この「Cタイム」成功からなる無限の可能性を感じられちゃうのが、回転数が渋くなる一番の原因なんじゃなかろうか。というのが現状の「スマパチ回らなすぎる問題」に対する私の意見だ。
8月には超話題の新台「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」が出るが、こちらはスマパチではなくP機。
これがスマパチなら、回転数問わず流行るものは流行るのか、それともホールが大事に扱いしっかり回すホールが多いのか、という一つの答えが出そうだったのでスマパチじゃないのは個人的に残念なところ。
流行る訳がない。
爆発力はあるかも知れないが、当たりにくいのだから、不況のご時世に選択肢に入らない。
あと、店も先行投資が多いのだから、釘が渋い。
そもそも、スマパチにする理由が店側も客側もないのだから、ダメに決まってる。
メーカーだけが儲かる仕様
とりあえず徘徊乞食を出入り禁止にしてからだ。