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【パチンコ経営企業分析】都道府県別の入替状況、「東京都」「神奈川県」「岡山県」が他県よりも積極的に新台を導入している

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は特定の企業ではなく、都道府県別の入替状況についてみていく。

2023年の1~4月度における新台導入台数(※1)は47万8291台。昨年同時期は47万9184台であるので、昨年とほぼ同じくらいのペースで新台が導入されている。

これを都道府県別に見ていくと下表の通りとなる。

都道府県 導入台数 比率 設置台数 比率 入替率 前月
全国 475,167 3,474,695
北海道 18,311 3.9% 167,907 4.8% 79.7% 81.5%
青森県 5,842 1.2% 46,413 1.3% 92.0% 91.8%
岩手県 4,938 1.0% 41,945 1.2% 86.1% 87.9%
宮城県 10,255 2.2% 71,294 2.2% 105.2% 101.8%
秋田県 3,928 0.8% 34,945 1.0% 82.2% 87.2%
山形県 2,758 0.6% 30,238 0.9% 66.7% 66.2%
福島県 9,519 2.0% 64,083 1.8% 108.6% 110.4%
茨城県 13,495 2.8% 91,160 2.6% 108.3% 106.8%
栃木県 7,285 1.5% 65,122 1.9% 81.8% 85.7%
群馬県 6,777 1.4% 51,660 1.5% 95.9% 97.4%
埼玉県 24,084 5.1% 169,161 4.9% 104.1% 103.4%
千葉県 21,460 4.5% 141,519 4.1% 110.9% 108.5%
東京都 43,985 9.3% 242,592 7.0% 132.6% 127.5%
神奈川県 29,571 6.2% 179,179 5.2% 120.7% 114.2%
新潟県 8,454 1.8% 55,133 1.6% 112.1% 99.9%
富山県 4,059 0.9% 32,877 0.9% 90.3% 89.4%
石川県 3,685 0.8% 34,900 1.0% 77.2% 77.2%
福井県 3,805 0.8% 28,881 0.8% 96.3% 101.4%
山梨県 2,874 0.6% 22,009 0.6% 95.5% 92.6%
長野県 7,619 1.6% 57,891 1.7% 96.2% 95.5%
岐阜県 7,502 1.6% 61,887 1.8% 88.6% 91.0%
静岡県 12,697 2.7% 113,379 3.3% 81.9% 96.7%
愛知県 33,622 7.1% 230,381 6.6% 106.7% 104.5%
三重県 7,446 1.6% 53,456 1.5% 101.9% 99.6%
滋賀県 4,447 0.9% 40,613 1.2% 80.1% 80.2%
京都府 6,338 1.3% 55,578 1.6% 83.4% 94.8%
大阪府 35,992 7.6% 253,056 7.3% 104.0% 102.9%
兵庫県 15,353 3.2% 130,483 3.8% 86.0% 83.2%
奈良県 3,393 0.7% 24,940 0.7% 99.5% 103.3%
和歌山県 3,672 0.8% 29,023 0.8% 92.5% 89.4%
鳥取県 2,610 0.5% 20,496 0.6% 93.1% 84.8%
島根県 2,304 0.5% 23,004 0.7% 73.2% 72.2%
岡山県 8,642/td> 1.8% 55,440 1.6% 114.0% 108.9%
広島県 10,229 2.2% 79,002 2.3% 94.7% 93.0%
山口県 5,921 1.2% 47,795 1.4% 90.6% 103.1%
徳島県 2,206 0.5% 24,646 0.7% 65.5% 61.7%
香川県 3,914 0.8% 31,778 0.9% 90.1% 92.5%
愛媛県 6,475 1.4% 45,616 1.3% 103.8% 101.7%
高知県 3,084 0.6% 25,839 0.7% 87.3% 90.0%
福岡県 22,572 4.8% 163,182 4.7% 101.2% 101.6%
佐賀県 3,829 0.8% 29,374 0.8% 95.3% 96.3%
長崎県 5,916 1.2% 47,433 1.4% 87.9% 98.2%
熊本県 9,569 2.0% 64,336 1.9% 108.8% 116.0%
大分県 5,703 1.2% 47,433 1.4% 87.9% 88.7%
宮崎県 5,703 1.2% 49,788 1.4% 98.0% 110.7%
鹿児島県 8,515 1.8% 71,763 2.1% 86.8% 90.9%
沖縄県 3,840 0.8% 27,689 0.8% 101.4% 107.6%

ちなみに入替率だが、これは新台導入比率と設置台数比率を対比させたもので、新台導入台数比率が設置台数比率よりも高くなればなるほど値は大きくなり、100%が偏差値50と同じような意味を持つ。

それを踏まえて見ていくと、「東京都」は入替率が全国で最も高く、その値も1~3月集計よりも増加している。新台導入台数は単純に店舗数・台数が他県よりも多いからではなく、新台を積極的に導入している店舗が多い結果である。

また前月の入替率と比較することにより、4月度は他県よりも新台導入台数が多かった県、少なかった県を見ることができる。

これを見ると「東京都」「神奈川県」「新潟県」「岡山県」が4月に他県よりも積極的に新台を導入し、「静岡県」「京都府」「山口県」「長崎県」「宮崎県」はあまり積極的でなかったと言えよう。

※1:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする


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