パチスロの「勝ち組」とはなんなのか?
今回はいろんなパチンコホールを見て回っていて、ふとそんなことを考えてしまった、当時通っていたホールの常連のおじさんの話。
そのおじさんは「萌え台」しか打たない。
土日に来て、イベントがあろうとなかろうと、打つのは毎回「萌え台」。というか「ガールフレンド(仮)」ばかり打っていた。
GFは確かに面白い。筐体こそ萌え台オーラ全開で多少の打ちづらさを感じるものの、いざ打ってみると通常時からART中まで面白いものだから、私も一時期ハマっていたくらい。
なので「萌え台」うんぬんというより、純粋にGFが好きだったという可能性もある。
あるのだが、たまにGF以外の機種を打ってるなと見ると、「閃乱カグラ」「戦国乙女」だったりと、やっぱり「萌え台」しか打ってない。「萌え台」に分類されない台を打ってるところを見たことがない。当時人気だった「番長3」とかには全く手を付けない徹底っぷり。もはや硬派にすらみえる。
私は思った、
「この人は純粋にパチスロを楽しみに来ているんだな、収支にとらわれないあの打ち方こそ勝ち組といえるかもしれない」と。
当時、自分はスロプーをしてたけど、いくら勝っててもそんな生活してる時点で自分のことを「勝ち組」とは全く思えるはずもなかったので、(おそらく)勝ち負けを気にせず趣味打ちに振り切れるおじさんがちょっと羨ましくみえた。
そのホールに通わなくなってもう数年経つが、萌え台おじさんが変わらずに萌え台を打ち続けていたらちょっと嬉しい。
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今のパチ屋が問題なのはバラエティにある台は基本1みたいな感じの運営しかしてない事。
趣味打ちしてた人等も余りに出ないと面白くもないから他の趣味探す。
ジャグラーも遊べない確率詐欺の様な出玉で騙せなくなって地方の店舗は休日でもガラガラ。
年寄りもバカではないからな、、
俺みたいな打ち方。
勝ち負けしか考え無い馬鹿の方が騙しやすいんだけどね。