今や搭載が当たり前と言ってもいいくらい、浸透してきた「高設定確定演出」。代表的なのでいえば「サミートロフィー」。
自分も新台を打つ時なんかは、とりあえず「高設定確定演出」を調べるくらいだが、はたしてこの「高設定確定」はいつから始まったのか。
4号機時代、いわゆる「北斗世代」の私だが、当時も300Gをほぼ超えない「カイジ」のような6濃厚挙動なんかはあれども、「高設定確定演出」なんかはほぼ無かった気がする。当然、初代「北斗」にも無いし、初代「吉宗」にも無かった。
では一体いつから「高設定確定演出」は搭載されるようになったのか?
振り返ると、2014年に出た「バジリスク絆」あたりでもうすでに「高設定確定演出」は一般的になってきている。
なので、さらに遡ってみる。
2009年に大ヒットした初代「エウレカ」、「新鬼武者」には「高設定確定演出」が無い。ちょっと様子が変わってきたな、この辺りの台は「高設定確定演出」が全然一般的じゃない。もしやこの辺に答えがありそうか?・・・と、思うも2009年の「青ドン 花火の極」ではBIG後の花火で「3連ドン花火」だと設定56確定が確定するので、もう少し遡ってみる。
もしや2008年には無いのでは?・・・と、思うも「ハイサイ蝶特急」で赤7が揃った際にナビ3だと設定6が確定するらしい。
さらに遡って2007年、「青ドン」で同様にBIG後の花火で56確がある。
「リプパン外し」など高機械割RT機が登場した2006年。
「高設定確定演出」を搭載した台が・・・無い気がする!
ってことで、おそらくパチスロで初めて「高設定確定演出」を搭載した機種は「青ドン」なんじゃないかと思うんですがどうでしょう?
?「・・・ゴールド」
僕「え?」
?「2003年導入の『ゴールドXR』はGOD揃い時にPGG100Gなら設定56確だぞ」
えぇっ!?そんな昔から「高設定確定演出」あったの!?
4号機時代まで遡るのは資料が少な過ぎてさすがにお手上げ。というわけで、「高設定確定演出」の起源を探るのは無理でした。5号機だと「青ドン」な気がするんですがどうでしょう?
「高設定確定演出」搭載が割と一般的になってきたのは「バイオハザード5」や「エウレカセブン2」「化物語」が流行った2012年~2013年あたりかなと思います。
「高設定確定演出を初めて搭載したのはこの台」と、知っている方がいましたらぜひ教えてください。気になって夜しか眠れません。
玉緒でポン?
一応、元祖は2002年に出た4号機の玉緒でポン。液晶演出でダイレクトに設定6を告知する演出等があったのはこれが元祖。
ただ、それ以降はしばらくそういうの搭載する流れはできなかった。
5号機序盤までは店が設定示唆札挿せるから確定演出自体が不要だったんだよね。
本格化したのは5号機中期、札挿しが禁止されて少し経ったARTメイン機が主流になったくらいからだと思う。なにからってのははっきり覚えてないけど。
一応、バジリスクを例にすれば2012年6月発売のバジⅡには演出による設定示唆はなく、2014年1月の絆にはある。たぶん今くらい当たり前に搭載される流れになったのはその間くらいの期間のなにか。