パチンコ・パチスロ店営業における「広告宣伝ガイドラインQ&A(第1版)」が6月7日に発行されている。これは本年2月9日に制定された「広告宣伝ガイドライン」を補足するものとして、ホール関係4団体が作成した。
「コンプリートした遊技機の写真をSNSで投稿するのは問題ないですか」や「出玉札の表記として当たり回数札・〇〇玉突破・昇天・2400枚リミット突破等別の表現を使用しても問題ないですか」といった感じで、具体的な質問内容についてそれぞれ回答がなされている。
むろん全てのケースを網羅するというわけにはいかないものの、具体的な基準が明確にされていくことはパチンコ業界にとって非常に良いことだろう。引き続き内容の加筆修正は必要になるはずだが、足並みを揃えるためにもこうした取り組みは評価したいところだ。
そんな中で少し気になったのは「リニューアル(リフレッシュ)オープン」に関して。「あらかじめ公安委員会の承認を受けなければならない構造及び設備の変更等(遊技機のみは除く)又は店休を取得する店内の変更等(遊技機の変更を除く)があることを前提とします」となっている。
この前提に該当しない内容で改装オープンを謳うケースが、これまでは比較的散見していたのが実情だ。今回のQ&Aを受けてどのような変化を見せるのか。注目したいところである。
そしてもう一つ、「グランドリニューアルオープン」という表現はどうなるのか。これまでは1カ月や3カ月くらいの店休(休業)期間を経て再始動する場合によく用いられていたもの。5月には既に「大型改装工事のため一時休業」となっているホールがそれなりに出ており、多くは今夏にもオープンすることだろう。
その際にどんな表現をしてくるのか。今回のQ&Aには触れられていない内容である。
店内の案内ポスター変えるだけなのに「内装変更」「装飾リニューアル」と謳ってガセイベ
新台買えない弱小店がよくやってる印象