今回は5月末時点における、中古取引額が高い機種の設置状況について見ていく。
中古取引額が100万円以上なのは、パチンコ2機種、パチスロ6機種であり、それぞれの取引額は下表の通り。
| パチンコ | ||||
| 機種名 | 発売時期 | 中心価格 | 前月 | 前月差分 |
| P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. | 2022年1月 | 2,683,437 | 2,205,714 | +477,723 |
| 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ | 2021年12月 | 1,216,530 | 1,283,910 | ▲67,380 |
| パチスロ | ||||
| 機種名 | 発売時期 | 中心価格 | 前月 | 前月差分 |
| マイジャグラーⅤ | 2021年12月 | 2,722,619 | 2,805,769 | ▲35,031 |
| スマスロ北斗の拳 | 2022年4月 | 2,583,364 | 2,817,127 | ▲233,763 |
| 沖ドキ!GOLD‐30 | 2022年12月 | 1,895,263 | 1,922,105 | ▲26,842 |
| 沖ドキ!GOLD | 2022年12月 | 1,331,851 | 1,663,636 | ▲331,785 |
| ハッピージャグラーVIII | 2022年10月 | 1,261,333 | 1,368,000 | ▲106,667 |
| パチスロ甲鉄城のカバネリ | 2022年7月 | 1,074,700 | 1,414,338 | ▲339,638 |
このように、100万円以上の高額で取引されている機種は「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」を除き、前月よりも取引額は減少している。また、「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」は今年に入って毎月取引額は減少していたのだが、5月に入り増加に転じていた。
それでは、これらの機種を多台数設置しているのはどの店舗なのだろうか。
パチンコ・パチスロ別に設置台数上位を下表に記載していく。
| パチンコ | |||||
| 店舗名 | グループ名 | P台数 | 高額台数 | 導入率 | |
| nikko大分中央店 | 日光商事グループ | 1,256 | 239 | 19.0% | |
| やすだ柏店 | 安田屋グループ | 720 | 160 | 22.2% | |
| マルハン新加古川店 | マルハングループ | 720 | 160 | 22.2% | |
| HYPER ARROW美原店 | 平川商事グループ | 720 | 160 | 22.2% | |
| ZENT名古屋北店 | 善都グループ | 1,302 | 146 | 11.2% | |
| パチスロ | |||||
| 店舗名 | グループ名 | S台数 | 高額台数 | 導入率 | |
| nikko大分中央店 | 日光商事グループ | 857 | 318 | 37.1% | |
| キング観光サウザンド栄若宮大通店 | キング観光グループ | 749 | 264 | 35.2% | |
| プレイランドキャッスル春日井店 | 真城グループ | 580 | 254 | 43.8% | |
| ZENT名古屋北店 | 善都グループ | 802 | 248 | 30.9% | |
| ワンダーランド1177大分南店 | タイラベストビートグループ | 522 | 248 | 47.5% | |
台数を基準にしているので、大型店舗が集中するのは当然なのだが、その中でも『nikko大分中央店』はパチンコ・パチスロともに高額取引機種の総設置台数が最も多かった。
では、設置比率で見ていくとどうなるだろうか。
| パチンコ | ||||
| 店舗名 | グループ名 | P台数 | 高額台数 | 導入率 |
| メガフェイス1120豊崎本館 | フェイスグループ | 222 | 72 | 32.4% |
| PIA横浜モアーズ店 | マタハリーグループ | 410 | 110 | 26.8% |
| モナコパレス白山店 | 岩下兄弟グループ | 301 | 78 | 25.9% |
| ヒノマル下丸子店 | トリックスターズ・アレアグループ | 168 | 43 | 25.6% |
| レイト平塚店 | 麗都グループ | 340 | 87 | 25.6% |
| パチスロ | 店舗名 | グループ名 | S台数 | 高額台数 | 導入率 |
| スロットゼンコウ隠岐店 | 全秦通商グループ | 120 | 64 | 53.3% |
| エクサ | 三栄グループ | 152 | 74 | 48.7% |
| PIA柏 スロット館 | マタハリーグループ | 343 | 157 | 45.8% |
| レッドロック学芸大学駅前店 | ビープラス・グループ | 142 | 60 | 42.3% |
| 大山オーシャンスロット専門館 | オーシャングループ | 182 | 74 | 40.7% |
このようにパチンコは該当機種が2機種しかないものの、『メガフェイス1120豊崎本館』では3割以上の設置台数となり、パチスロの設置比率上位店舗は全てパチスロ専門店であった。
中古取引額が高いということは、機種の人気度を示す一つのバロメーターになる。このような機種を多台数もしくは設置比率が高い店舗は機種構成に対する意識が高いと言えよう。


コメント :2件
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コメント一覧 (2件)
nikkoは高いだけで、大分は知らんが、四国の方は、ガラガラの、ガチガチですわ!
デカいだけで、出玉、稼働率、極小です。
1度行くと2度目は行く気なし!
日光大分中央店のパチンコ1240台スロット1256台ってそんなに大きかったっけ?
合計台数2113台だった気がする