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【パチンコ経営企業分析】「ダイナムグループ」の低貸比率は全体平均の倍近い66.9%、企業・グループにおけるパチンコ・パチスロ・貸玉別比率を分析

低貸玉の比率が高いグループといえば「ダイナムグループ」を思い浮かべる方が多いと思うのだが、実際どれくらいの設置比率なのだろうか。今回は企業・グループ別にパチンコ・パチスロや貸玉別の比率を見ていく。

まず直近週における集計結果をもとに、全国のパチンコホールのパチンコ・パチスロ・貸玉別の比率を出すとこのようになる。

パチンコ通常貸玉:33.3%
パチンコ低貸玉 :28.0%
パチスロ通常貸玉:31.3%
パチスロ低貸玉 : 7.4%

ちなみに、パチンコ・パチスロの比率は「パチンコ:61.3%、パチスロ:38.7%」、貸玉別の比率は「通常貸玉:64.6%、低貸玉:35.4%」となる。

それではグループごとの比率はどうだろうか。

40店舗以上の各グループにおける設置比率は下表の通りとなる。

グループ名 店舗数 パチンコ パチスロ 貸玉
通常 低貸 通常 低貸 通常 低貸
平均 33.3% 28.0% 31.3% 7.4% 64.6% 35.4%
ダイナムグループ 429 19.6% 48.9% 13.5% 18.0% 33.1% 66.9%
マルハングループ 311 40.0% 24.2% 32.3% 3.5% 72.3% 27.7%
アンダーツリーグループ 143 34.8% 27.9% 30.7% 6.6% 65.5% 34.5%
ガイアグループ 89 31.8% 17.1% 46.3% 4.7% 78.2% 21.8%
NEXUSグループ 67 34.8% 27.9% 30.7% 6.6% 65.5% 34.5%
延田エンタープライズグループ 63 38.7% 21.9% 35.0% 4.4% 70.3% 29.7%
一六商事グループ 50 33.8% 30.8% 28.9% 6.6% 62.7% 37.3%
ニラクグループ 48 37.5% 26.7% 32.4% 3.4% 69.9% 30.1%
オータグループ 40 21.6% 19.7% 46.6% 12.1% 68.2% 31.8%
ノヴィルグループ 40 37.9% 28.9% 25.6% 7.7% 63.4% 36.6%

このように平均値と比較すると、パチスロの通常貸玉比率が高いのは「ガイアグループ」などというように、各グループごとに特化しているジャンルを確認することができる。

その中でもやはり「ダイナムグループ」は独自色が強く、低貸玉の比率は全体平均値の倍近い66.9%となっていた。

このように各企業によって設置比率は大きく異なる。注力しているジャンルに着目していくことによって、各企業の傾向が見られるだろう。


コメント:1件 コメントを書く

  1. だからガチガチのガラガラで、出す気ない!
    だが、利益が多いと言うことは、その通りです。
    還元が、ちょー悪く勝てないチェーン店という事。
    だから俺は、絶対にクソ以外近寄らない。

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