【パチンコ経営企業分析】パチンコの資産価値額トップは前月に続いて「麗都グループ」　～２０２３年６月の資産価値（パチンコ編）

「Ｐ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　鬼がかりｖｅｒ．」

今回は各店舗・グループにおけるパチンコの資産価値額に焦点をあてて見ていく。

６月末時点における中古取引額が高い機種は下表の通りとなる。

このように中心価格が５０万円を超えていた機種は、わずか４機種であった。

１００万円以上で取引されている機種が５機種あるパチスロと比較するとその差は大きい。しかしながら５月の平均額は１５万４５７４円で６月は１６万３４４０円なので、５月と比較すると微増であった。

その中で店舗別に見ていくと、上位店舗は下表の通りとなる。

５月末時点と比較すると、上位３店舗の顔ぶれ・順位は同じであったものの、軒並み５月末より資産価値額は減少していた。

次にグループ別に見ていくが、パチスロ専門店を除いて５店舗以上運営しているグループにおいて、資産価値額が高かったのは下表の通りとなる。

このように店舗とは異なり、上記のグループを含むほとんどのグループで５月末よりも資産価値額は増加していた。

設置台数で見ると、パチスロは１２０万台以上に対しパチンコは２００万台以上と設置台数に大きな開きはあるのだが、通常貸玉に限定するとパチンコの１０５万台に対しパチスロは９９万台とほとんど変わらない。

低貸玉の比率がパチスロよりも遥かに多いので、店舗全体の資産価値額が低いのは仕方がないが、全体の平均を押し上げるような高額取引される人気機種が出て来てほしいものである。