夏です。大きくて真っ赤なトマトが売り場に並びます。
トマトの中身をくり抜いて、ひき肉を詰めます。
ひき肉には、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを混ぜてあります。
肉を練っている間に、トマトの中身に塩を振りかけて、逆さまにしておきます。
この料理のポイントは、トマトをくり抜き、塩を振って、逆さまにして水を切っておくことだと思います。
そうすると余計な水分が抜けてうま味が引き出されるのだそうです。
伝説の家政婦がレシピ本の中で教えてくれました。
くり抜いたトマトの中身はこの料理には使いません。
ひき肉に混ぜ込みたくなりますが我慢です。
オリーブ油をまわしかけて、200度のオーブンで30分も焼けば、おいしさがギュッと詰まったトマトの肉詰めが出来上がります。
夏はしょっぱい料理がおいしいですよね。
汗で出るから塩分高めでもいいや、と自分を許し、塩をいたるところにかけています。