ついお金を使い過ぎてしまうギャンブル、最低限利用金額の線引きはしておきたいところ【凡人Ｓ氏の徒然日記】

パチンコ・パチスロでついお金を使い過ぎてしまうことは多い。むしろほどほどで終わらせることのほうが少ないのではないか。

２０２１年１月に消費者庁・内閣官房が「ギャンブル等に関する消費行動等についての意識調査」を実施した。全国の２０～７９歳の男女５，０００人を対象に実施したインターネットアンケートだ。

その結果の中で「頻度」と「一度に使用する金額」をクロス集計したものがあるのだが、それを見ると競馬は「週１回以上」行う人の利用金額は１，００１円～１０，０００円が６７．５％で１０，００１円～１００，０００円が１７．９％であった。一方パチンコは１，００１円～１０，０００円が５５．６％で１０，００１円～１００，０００円が３７．０％と競馬よりも金額を多く使用する人の比率が高い。

これが「月１回以上」になると、競馬は１，００１円～１０，０００円使う人が６０．２％で１０，００１円～１００，０００円が２７．７％となる。パチンコは１，００１円～１０，０００円が５３．０％で１０，００１円～１００，０００円が３９．０％であった。頻度が少ないので当然１回に投資金額も上がっている。

パチンコのほうが全体的に投資金額は高い傾向にあることがこの結果からも分かる。金額のレンジが広いところが気にはなるが、パチンコは簡単にお金を使うことができてしまうので、持ち金があればあるだけ使ってしまうのだろう。

何にしてもやりすぎは良くはない。月に使う金額はいくらまでと決めた中で遊ぶには健全なのだが。それができないのがギャンブルたる所以か。せめて借金は作らない等最低限のラインは引いてもらいたいところだ。