今回は中古取引額が高いパチンコ機について見ていく。
直近3カ月間(2023年5月~7月)における、パチンコ機の中古取引額上位5機種は下表の通りとなる。
月 | 順 | 機種名 | 取引額 |
5月 | 1 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. | 2,683,437 |
2 | 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ | 1,216,530 | |
3 | P大海物語5 | 678,285 | |
4 | PAスーパー海物語 IN 沖縄5 夜桜超旋風 99ver. | 587,375 | |
5 | PAコマコマ倶楽部with坂本冬美 99ver. | 445,722 | |
6月 | 1 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. | 2,273,200 |
2 | 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ | 1,475,135 | |
3 | P大海物語5 | 770,295 | |
4 | PAスーパー海物語 IN 沖縄5 夜桜超旋風 99ver. | 530,076 | |
5 | PF機動戦士ガンダムユニコーン LIGHT ver. | 441,750 | |
7月 | 1 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. | 2,003,482 |
2 | 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ | 1,243,595 | |
3 | P大海物語5 | 718,128 | |
4 | P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION 99ver. | 593,333 | |
5 | PA大海物語5 Withアグネス・ラム | 534,875 |
このように上位3機種は順位含めて全く変動していない。
また5月、6月は4機種が同じ顔触れだったが、7月はそこから「PAスーパー海物語 IN 沖縄5 夜桜超旋風 99ver.」が外れ、新台2機種が上位にランクインしている。
それでは、同じ顔触れである上位3機種を最も導入しているのはどの店舗だろうか。
台数及び設置比率の上位店舗は下表の通りとなる。
パチンコ高額取引機種設置台数上位店舗 | |||
店舗名 | グループ名 | 設置台数 | 設置比率 |
マルハンメガシティ柏 | マルハングループ | 289 | 22.0% |
nikko大分中央店 | 日光商事グループ | 267 | 12.6% |
やすだ柏店 | 安田屋グループ | 240 | 21.4% |
ニューアサヒ長野青木島店 | 三公商事グループ | 230 | 22.7% |
マルハンメガシティ長野 | マルハングループ | 218 | 18.1% |
パチンコ高額取引機種設置比率上位店舗 | |||
店舗名 | グループ名 | 設置台数 | 設置比率 |
PIA柏 パチンコ館 | マタハリーグループ | 140 | 31.3% |
ミリオン東武練馬12号店 | ミリオンインターナショナルグループ | 55 | 26.3% |
ミリオン平和台21号店 | ミリオンインターナショナルグループ | 49 | 24.5% |
成増会館 | 三栄グループ | 79 | 24.0% |
ニューアサヒ長野青木島店 | 三公商事グループ | 230 | 22.7% |
このように、『ニューアサヒ長野青木島店』のように数でも比率でも上位に入る店舗が見られたり、設置台数1位の『マルハンメガシティ柏』と3位の『やすだ柏店』の2店舗は徒歩圏内にあるので、それぞれが強烈に意識していると思われたり、比率上位の店舗の多くはパチンコ専門店だったりと様々な傾向が見られた。
長期にわたって取引価格が高い機種というのは素晴らしいことなのだが、これらの機種に割って入ってくる機種の登場にも期待したい。