あまりに見事な出来だと、ついついじっくりと観察してしまう蜘蛛の巣。
うっかり網にかかってしまうと、腕やら、顔やらにまとわりついてイライラします。
絶対に触りたくない蜘蛛の巣を見つけました。
ネット状にはられている巣の奥には、獲物となった虫達が納まっています。
備蓄に余念がない。こんな大きなトンボも食べるのかと感心します。
グーグルレンズで調べてみると、どうやらコモリグモのようです。
卵と幼虫をお腹に乗せて育てる習性があるから子守蜘蛛だとか。
50年前まではドクグモ科と呼ばれていましたが、それほど強い毒性はないため、現在ではコモリグモ科となったそうな。
どうりで。捕らえた虫にササっと近づくと、抵抗していた虫が一瞬で動かなくなりました。
自分にも毒が備わっていたらなと、羨ましい気持ちになります。