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DX化によるメリットは大きい、しかしデジタル化と混同してはいけない【凡人S氏の徒然日記】

DX化が言われて久しい。「DX」とは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略で、「デジタルによる変容」ということだ。

同じようなことでIT化があるが、こちらは既存の業務プロセスは維持したままで業務の効率化や強化を実現するためデジタル技術を用いるようなイメージだ。一方のDX化は商品やサービス・ビジネスモデルの変革を目指すことだ。その為、運用方法やサービス方法を根本的に改変することとなる。

DX化することでブラックボックス化していたものが明確になったり、非効率だったものを効率化できたりするのでメリットは非常に多い。

一方でアナログな手法でメリットを見出した他業種企業がある。飲食店のサイゼリヤだ。サイゼリヤは注文方法を注文用紙への記入へとシフトした。今流行りのタブレットでの注文ではなく、紙だ。まるで時代に逆行しているように見えるが、これにより注文時間が短縮されるというメリットが生まれたとのこと。サイゼリヤでは配膳に関しては熱々の商品等がある為、どうしても人的作業を省けないという。そのサービスを踏まえると、紙での注文が現在考えられる最善の手段だったのだろう。

このことからもDX化は単にデジタル・IT化することが目的ではないことが分かる。全体を踏まえつつサービスや運用を最善化することとして行うべきことだ。上記のサイゼリヤもアナログなままではなく、DX化も踏まえつつ段階を経ているという。

そのようなことからDX化するにはまずは全体のサービス・業務・運用を洗い出すことが重要であると言える。そこが難しいところでもあるが。


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  1. パチンコ業界はビックモーターから何を学べるか?のコラムでも書いたほうがええやろ

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