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【パチンコ経営企業分析】新台導入率トップは喜久家グループ、2023年7カ月間のグループ別新台導入状況

2023年の7カ月間における新台導入台数(※1)はパチンコが54万4468台で前年同時期に比べプラス5万3013台、パチスロは29万1574台で同プラス5万2827台となった。ともに前年同期間よりも5万台以上増えているので、全体では10万台以上昨年よりも新台を多く導入している。

なお、7カ月間における全体の実績値においては下表の通りとなる。

新台導入台数推移
全体 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 累計
2023年 101,370 142,490 86,832 147,593 139,159 76,364 142,228 836,042
2022年 179,748 132,510 73,670 93,256 72,763 52,045 126,210 730,202
差分 ▲78,378 +9,986 +13,162 +54,337 +66,396 +24,319 +16,018 +105,840

旧規則機の撤去期限となった2022年1月以外は全て前年の数値を上回っている。

次に、各グループがどれくらい新台を導入したの見ていく。7カ月合計で1万台以上導入しているのは、下表の7グループとなる。

グループ名 導入台数
マルハングループ 70,610
ダイナムグループ 38,888
NEXUSグループ 19,024
アンダーツリーグループ 18,093
延田エンタープライズグループ 16,046
ガイアグループ 15,155
浜友グループ 11,057

では、導入率を見たらどうなるだろうか。

総設置台数3000台以上のグループにおける導入率上位のグループは下表の通りとなった。

グループ名 総導入率 P導入率 S導入率
喜久家グループ 67.4% 76.9% 53.4%
中原商事グループ 53.0% 59.7% 42.6%
安田屋グループ 52.6% 55.1% 47.5%
日拓グループ 51.7% 62.6% 38.7%
麗都グループ 51.2% 60.6% 42.7%
ビーコムグループ 50.6% 49.1% 54.1%

このように7カ月間において新台導入率が50%を超えていたのは6グループあり、トップは喜久家グループであった。

あくまでも発売から4週以内という前提条件のもと算出しているので、発売当初から積極的に新台を導入しているグループということになる。

2022年は年間で143万2515台の新台導入があったが、今年はどれくらいまで増えるのだろうか。

※1:新台は発売から4週以内に導入されたもののみとする


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