【パチンコ経営企業分析】上位店舗の顔ぶれに変わりはないものの資産価値額は７月末より軒並み減少　～２０２３年８月の資産価値（パチンコ編）

今回は各店舗におけるパチンコの資産価値額を見ていく。

ここで記したように８月末時点において中古取引額が高い機種は下記の通り。

このように上位２機種の取引額が大幅に減少していた。

特に「Ｐ新世紀エヴァンゲリオン　未来への咆哮」においては、「Ｐ大海物語５」との差がほとんどなくなっており、次回の集計時にはどのようになるのか気になるところ。

そのため、パチンコ全体の資産価値額は７月末の１５万７９４９円から１２万８６８７円と急落している。そんな状況の中で、店舗別にパチンコの資産価値額を見ていくと上位店舗は下表の通りとなる。

※パチンコ資産価値額上位５０位までの店舗はこちらに掲載

このように順位に変動はあるものの、上位店舗の顔ぶれは７月末とほぼ一緒だったのだが、全店舗とも７月末よりも資産価値額は大幅に減少していた。

また、７月末集計時においてパチンコ資産価値額が６０万円以上の店舗は３店舗、５０万円以上の店舗は１６店舗あったのだが、８月末時点では上表の通り最も資産価値額の高い店舗でも５０万円を下回っていた。

ほとんどの店舗が７月末よりも資産価値額を大幅に減らしている中で、８月末時において資産価値額が３０万円以上の全１０４店舗の中で７月末よりも資産価値額が高かった店舗は下表の２店舗。

７月末から大幅に下落してしまったが、ここが底値となってほしいもの。