アルバイトでもあるいは新卒の採用でも、パチンコで遊んだ経験のある大学生はほぼいない、とある店長が言った。5~6年前から顕著になったが、その流れはさらに激しくなったと。
仕事の上では必ずしもパチンコを趣味とする必要はないが、それでも多少は興味関心を持ったほうが仕事もやりやすいと思うのだが、と。「興味のなかったスタッフが仕事をはじめてからパチンコで遊び始めることもほぼ皆無」。
働いている人でさえ遊技人口は激減している。入社するパチンコ未経験者に「どうやれば店に遊びに来てくれるか」と店長が訊いても、う~んと唸るばかりで答えない。
絶対に勝つ台があれば行くか、と問うても、勝つと言われても行く動機にならないと。ギャンブルに興味のない人は何をやってもパチンコ店に興味を抱くことはないか。
需要と供給。かつては供給が足りずモノを作れば売れた。ところがモノが行き渡って飽和すると供給を増やしても売れ残るばかり。いまや世界中の政府が需要を喚起することに必死になっている。
欲しいものが、ない。いや、あり過ぎて自分の欲しいものが分からないのかも。玉を出しても輩に抜かれるだけの営業戦術の限界。お客は何が欲しいのか、を考える。
パチ屋の店長ですが、パチンコは時間とお金を浪費するだけで得れるものは何一つないと思っています。
今もパチンコをやってる人は依存症だったり孤独な人が多いですね。
1日働いた日当が20分で無くなるパチンコを、どうしてする?
店員も負けるのわかっているからパチンコをしない。それだけの事