パチンコ台がいくらするか知っていますか。
20年前はパチンコ台の価格が約20万円(税抜き)だったのに対し、今では約40万円~50万円と2倍~2.5倍くらいに上がっているんだとか。
当然、メーカーや機種によっても値段は変わってくるし一概に今の台が全て高すぎるとは言えないと思うんだけど、昔に比べて遊技台の価格が高くなっているのは間違いない様子。
理由としては、大きな液晶、データランプすら見えなくなるようなゴテゴテした役物あたりのせいかなと思っているんですが、どうなんでしょう? それだけが理由ではないにせよ、あれだけ大きな役物が付いたら高くなって当然な気はしますよね。
というわけで、実際に20年前と今のパチンコの筐体を見比べてみることに。個人的にパチンコといえば三洋物産かSANKYOというイメージですが、今回はSANKYの台で20年前と今の筐体の変化を見てみようと思います。
▼20年前の筐体はやっぱりスッキリしてる
こちらは2004年に発売された「フィーバー大ヤマト2」。役物はあっても筐体外を飛び出さないくらいのもので、かなりスッキリしているイメージ。
そしてこちらが2022年に発売された「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア黄金絶唱」。
液晶よりデカいんじゃないかと思うほどの役物が鎮座しており、凄いインパクト。
ただ、SANKYOは「Pフィーバー炎炎ノ消防隊」や「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」をみてもらったらわかる通りスッキリした筐体のほうが多いです。
今をときめく「新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~」の初号機役物もご覧のとおりで、普段は見慣れているのでなんとも思わないのだが、さぁ写真を撮るかといざ冷静に見てみるとめちゃくちゃデカいことに気づく。こんなにデカかったっけ? そりゃあ昔に比べたら遊技台の値段も高くなるよね。
ホールは役物が小さい(無くて)いいから安い方が嬉しいんのではと思っていたのだが、某メーカーに行った際、「意外とメーカーではなくホール側が望んでいるんですよね」と言っていたのでちょっとビックリ。
確かにこれだけデカいと視認性が良くて目立ちますからね、そういう意味でホール側が望んでいるんだとか(もはやデカ役物戦国時代でメリットと言えるのか疑問だが)。
それでも50万円あれば新台を2台買えた当時の方が、ホール側は嬉しいはず。と、言ったところでこの流れは止められないんでしょうが。
©SANKYO
©Project シンフォギアGX ©Project シンフォギアAXZ
ホール側は一切望んでいません。それが証拠にダイナムのPB機はシンプルな機械です。メーカーの独りよがりな機械造り、開発にウンザリしています。高価な機械と、いらない機種の抱き合わせ販売の為、店舗機械費が膨大になり、ユーザーに出玉で還元出来ない事に店側も危惧しています。正直もう無理。とても出せないと思っています。お客様申し訳ございません。
2年前は全メーカー赤字決算だったのに
値上げと機歴と抱き合わせでV字回復
業界まるごとダーティビジネスとかクソすぎですね