【パチンコ経営企業分析】経営店舗数２０店舗以上の４４グループ中２０グループが「バイオ　ヴェンデッタ」を最多導入　～２０２３年８月度におけるグループ別導入状況（パチスロ編）

今回は、８月度におけるホール企業グループのパチスロ導入状況を見ていく。

前回記したように、８月度における導入上位機種のうち、１万台以上導入されたのは４機種あったが、そのうち３機種は７月以前に導入が開始された機種だった。

またその中で４月に導入が開始されてから順調に設置台数を増やしている「スマスロ北斗の拳」は設置台数が７万台を超え、パチスロの設置台数の中では３番目に多い。

ちなみに８月末時点における設置台数上位機種は下表の通り。

それでは、各経営グループはどの機種を最も導入したのだろうか。

経営店舗数２０店舗以上の４４グループにおいて見ていく。

まず、８月度における最多導入機種である「スマスロ　バイオハザード：ヴェンデッタ」を最も導入したグループは下表の通り。

次に「スマスロ　戦国ＢＡＳＡＲＡ　ＧＩＧＡ」を最も導入したグループは下表の通り。

この２機種で全４４グループ中３３グループが該当していた。また、次に導入台数が多かった「ゴーゴージャグラー３」を最も多く導入していたのは「ダイナムグループ」のみであった。

このように、８月は導入上位２機種を中心に導入を行った経営グループがほとんどであったが、パチンコの「ＰＦ機動戦士ガンダムＳＥＥＤ」のように飛びぬけた機種は見られなかった。

さて９月はどのような結果になるだろうか。