新紙幣の発行は来年7月前半、と日銀・財務省は6月末に発表した。新紙幣対応のユニット変更について、ある設備機器メーカーが見積もりを設置ホールに案内し始めたところ、驚いたことに少なからぬホールが「うちは新紙幣対応しない」と回答し、中には新紙幣対応の券売機が欲しいというホールもあった、と営業統括者。
「新紙幣に対応しないホールは、つまりもう店を閉めるということ。うちだけでなく他のメーカー製のユニットにも同様の回答があるのではないか。閉店予備軍は相当数に上る」と。
パチンコホールは設備産業。設備投資できなければ早晩店を閉めざるを得ない。中心はもちろん遊技機だが、いまはスマート遊技機に切り替えるための設備投資に莫大な費用がかかり、来年は新紙幣対応も必要になる。
さらには今後キャッシュレス化が業界にも導入されるようになれば、それこそすべてのユニットを交換せざるを得なくなる。
単に機械性能が良くて時流に乗っただけで会社を拡大した経営者が、自分は経営能力があると勘違いしていたことに気づいて慌てているのが最近の閉店ラッシュの教えること、とあるホール社長が言った。
ホールに設備投資が必然なのは今に始まったことではない。舵取りの巧拙。
※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋
それを機に閉店を選ぶパチンコホールは相当数に上るかもしれない
素晴らしい。
心が温かくなる記事でした。
結局は、機械代と入れ替え費用は「客の財布」なんだよね。
機械代を回収出来なければ「閉店」を選ぶしか無い