【パチンコ経営企業分析】近い将来、通常貸玉ではパチスロがパチンコの台数を上回るかもしれない　～２０２３年９月末時点における営業店舗数・貸玉別台数

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は特定の企業ではなく、９月末時点における営業店舗数および貸玉別台数について見ていく。

直近の集計における営業店舗数は６８０６店舗で前月と比較すると４８店舗の減少となった。

２０２３年の各月における営業店舗数は下表の通り。

また、貸玉別設置台数は下表の通り。

このように、パチスロの通常貸玉は年始のころよりも増えているものの、他は減少していた。

特に、通常貸玉においてパチンコとパチスロの台数差は１月時点では約１０万台あったのだが、直近の集計時点では３万台まで差が縮まっていた。

通常貸玉設置台数を都道府県別にみていくと下表のようになった。

中国地方の５県をはじめ、すでに１／３以上の１６県でパチンコよりパチスロのほうが設置台数が多くなっている。

このペースでいくと年末あたりに逆転してしまうこともあり得るか。