パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は各経営企業グループにおけるパチンコの資産価値額を見ていく。
ここで記したように9月末時点における各店舗における資産価値額は8月末と比較して大きく減少していたのだが、グループ別に見たらどうなるのだろうか。
パチンコ資産価値額の高いグループは下記の通り。
グループ名 | 資産価値額 | 前月 | 前月順位 |
喜久家グループ | 276,441 | 301,126 | 2 |
SB Good Industryグループ | 260,432 | 308,851 | 1 |
中原商事グループ | 250,497 | 261,358 | 5 |
麗都グループ | 250,497 | 278,983 | 3 |
細山田商事グループ | 242,548 | 269,083 | 4 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
このように上位グループの顔ぶれは8月末時点の集計時と一緒なのだが、各グループの資産価値額は大幅に減少していた。また、徐々に少なくなっていた資産価値額が30万円以上のグループについても、ついに9月末時点では1グループもなくなってしまった。
9月末時点における中古取引額の上位機種にスマパチの「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」があったので、店舗別に見ると小規模のスマパチ専門店が上位に来たように今までの傾向と異なっていたのだが、グループ別に見た場合は顔ぶれに変化はなかった。
資産価値額の減少傾向は取引額の低下に左右されてしまうが、上位の顔ぶれが変わらないということは、これらのグループは常に機種構成に対する意識を高く持っているのだろう。
台の資産価値と言わないと意味が分からん