今回は直近6カ月間(2023年4月~2023年9月)におけるパチスロの新台導入評価を元に考察を行っていく。
上位500店舗が該当する「S」評価店舗数が20店舗以上ある都道府県は下表の通りとなる。
都道府県 | 店舗数 | S店舗 | S前月 | 差分 |
愛知県 | 368 | 52 | 48 | +4 |
東京都 | 496 | 51 | 54 | ▲3 |
神奈川県 | 339 | 46 | 47 | ▲1 |
埼玉県 | 298 | 34 | 34 | ±0 |
千葉県 | 269 | 32 | 32 | ±0 |
大阪府 | 463 | 29 | 30 | ▲1 |
福岡県 | 266 | 27 | 29 | ▲2 |
茨城県 | 172 | 23 | 25 | ▲2 |
前回集計時と比較すると、「S」ランク店舗数が20店舗以上ある都道府県は前回集計時と変わらなかったものの、「愛知県」が前回集計時より「S」ランク店舗数が4店舗も増え、「東京都」を抜いて店舗数で首位となった。
なお、「東京都」の「S」ランク店舗は、前々回から58店舗→54店舗→51店舗と急激に減少していた。
またパチンコの「S」ランク店舗数が大幅に伸びた「福岡県」だが、パチスロにおいては前回集計時と比較すると該当店舗数は減少していた。
また、上表に次ぐ位置づけとなる「S」ランク店舗が10店舗以上ある都道府県を見ると、岡山県(17店舗)、北海道、岐阜県(以上13店舗)、静岡県、福島県(以上12店舗)、兵庫県(11店舗)となっており、前回集計時に10店舗以上あった「新潟県」が10店舗未満となった。さらに、1店舗も該当しない県は前回同様2県が該当した。
次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県を見ていくと、比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなった。
都道府県 | 店舗数 | S比率 | 前回比率 |
岡山県 | 105 | 16.0% | 16.0% |
愛知県 | 368 | 14.1% | 12.8% |
神奈川県 | 339 | 13.5% | 13.7% |
茨城県 | 172 | 13.4% | 14.5% |
岐阜県 | 108 | 12.0% | 11.0% |
千葉県 | 269 | 11.9% | 11.8% |
埼玉県 | 298 | 11.4% | 11.4% |
東京都 | 496 | 10.3% | 10.8% |
福岡県 | 266 | 10.2% | 10.7% |
このように、「S」ランク店舗比率はパチンコ・パチスロともに前回集計時同様「岡山県」が最も高かった。次位には「S」ランク店舗数を大幅に増加させた「愛知県」が浮上したが、「岡山県」との差は大きい。
相変わらず「岡山県」の「S」ランク店舗比率は高いのだが、店舗数においては「愛知県」が「東京都」を逆転した。「岡山県」を除くと、首都圏と東海地方に「S」ランク店舗が集中している傾向が見られるが、次回集計時にはどのようになるだろうか。
新台を大量に入れ分、費用回収に全力だから気をつけろ。っていうユーザーへの警告文?