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昔はよく見た謎タイアップの台はもう出しづらい?【元パチプロの「パチスロが好きだから」#150】

必ずしもそうとは言えないけれど、昔は「なぜそのタイアップ?」と思うような謎のタイアップ機が今と比べてずいぶん多かった気がする。謎のタイアップの筆頭だったのが芸人だったりタレントだったり「有名人」とのタイアップ機だろうか。

今はこの手のタイアップ機ってほとんど出ないと思うんですよね。昔はある程度テキトーに出してもパチンコホールの数も多かったので、それなりに売れたんでしょう。ただ、今は流行るとも思えない余計な台を買いたいと思うホールが少なくなっていると思うんですよね。メーカーもその辺は承知しているだろうし、ここ数年は人気のあるアニメや人気機種の後継機だったりと、謎のタイアップはずいぶん少なくった気がします。

今回は今のご時世なら絶対出ないだろうな、なんて思う5号機の謎タイアップ機種をいくつか紹介します。

2012年に導入された「戦人~上杉謙信~」(KPE)。ARTタイプ。ゲームとのタイアップというわけでもなく、なぜか「上杉謙信」単体とのタイアップ機種。

2006年に導入された「剣豪!武蔵」(エレコ)も同じ武将系。ボーナス+ARTタイプ。

どちらも有名な武将ではあるが、単体でタイアップを任せるには無理があるんじゃなかろうか。今なら絶対出ないだろうなという、謎のタイアップである。「信長の野望」が流行ったので、武将系はイケる!なんて思ってのタイアップかもしれないが。

2006年に導入された「さそり座のサラリーマン美川」(オーイズミネオ)。2006年に導入された「小野真弓のかわいい日本昔話」(オーイズミネオ)。

昔はよく見た気がする「有名人」とのタイアップ機。いや、実際に打った記憶がないし下手なことは言えないが……面白くなさs(略)

昔と比べてホールの数もずいぶん少なくなり、業界の先行きが危ぶまれている昨今。

もはやメーカーもどうすれば売れるかを真剣に考えているはずなので、まず1番はどのコンテンツとのタイアップにしようか、というのを第一に考えているはずなので、もうこの手の謎タイアップ機は出ないのかもしれない。

またこの手の謎タイアップ機が乱立する時代が来るのであれば、その時はおそらく今よりもずいぶん業界に活気が戻っている時だろう。


コメント:3件 コメントを書く

  1. パチンコメーカーは会社にしてしまった時点で失敗です。企業は多くの従業員を抱え、安定した収益を求めるのです。なので一度大きくなったメーカーはその利益を守るため続編に注力するようになり、新しいチャレンジをしなくなります。テレビゲームのメーカーと一緒です。本来は任天堂のように、数年に一度大ヒットを出すだけで、普段は利益なしくらいの経営がちょうどよいのですよ。作品を作り出すと言う意味では、音楽バンドのような形態が理想ですね。良い作品ができたらレーベルに持ち込む的な。今のパチンコメーカーは、音楽バンドが無理やり会社にしてしまったようなもんです。

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  2. 熱い瞬間がファンですらわかりにくいのであればタイアップに金使う必要もない
    試行錯誤の結果が今なんじゃないかな

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