【寄稿コラム】パチンコ業界における今年の変化は「スマスロ」へのシフトくらいか、世間一般で話題となることもない

年の瀬の恒例「日経MJのヒット商品番付」を見ながら。上位は「生成AI」に「WBC」など例年以上に納得感があるのはそれだけ圧倒的な話題だったからだろう。

特に「生成AI」は世界的に見ても今年一番のトピックで進化も著しい。勉強しても全く追いつけず、活用しようにも次々とより便利な機能が出てくるスピード感は過去にない事例だ。

一方で、パチンコ業界に目線を戻してみると今年の変化は「スマスロ」へのシフトくらい。データを扱う側では生成AI関連の影響もあるが、機械自体は特に進化も進歩もない。むしろ古いゲーム性の機械のほうがヒットしている。

スマート化でメダルがなくなりました、と言われて進化を感じるか。スマスロが大ヒットしていますとは言っても、それはあくまでも業界内での話だ。外から見て魅力がなければ今後もユーザーが増えず厳しいことに変わりはない。東西番付にも流行語にも、一切かすらない程度の話題で終わってしまったことは危機的に捉えるべきだ。

とはいえ過去に、何か一般的に流行ったパチンコ関連ワードもそれほど思いつかない。一応GPT-4搭載チャットにも聞いてみたが「特に見つかりませんでした」とそっけない答えしか返ってこない。何とも寂しい限りである。

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コメント 2件

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コメント一覧 (2件)

  • 多少すらも遊べない調整、設定のパチンコにユーザーは価値を感じない。パチンコ衰退へユーザーとホールの情意投合がなされていて素晴らしいと思います。
    業界内のいざこざを接点で解決せずに、客に全てのツケを回す選択をすればどうなるか予想は出来そうだけど。

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