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ニュースでも取り上げられている漫画からの実写版ドラマの件、パチンコ業界も版権物に頼ってオリジナルコンテンツが弱くなってはないか【凡人S氏の徒然日記】

少し前に「セクシー田中さん」というドラマが放送されたが、そのドラマの件で巷では色々と話題になっている。

「セクシー田中さん」は元は漫画であるがこれを実写化したもの。漫画の原作者が原作順守という約束をしていたにも関わらずテレビ局や脚本家側で内容を変えた為、最後の2話は原作者自身が脚本を書いたというもの。結局原作者が不幸な結果を迎えてしまったという痛ましい出来事だ。

これに関してはテレビ局や脚本家、そして出版社としても元々色々な問題を孕んでいたようで、それがこの事件をきっかけに顕著化したものである。

そもそも昔はオリジナルストーリーのドラマが多く、漫画の実写はそれほど多くなかったような気がする。それが今は映画にしてもドラマにしても漫画の実写が溢れかえっている。これは制作側の制作レベルの低下が引き起こしているように思えてならない。

オリジナルを作るスキルがなくただ売れるであろう漫画に頼ってしまっている、それなのに制作側のプライドの高さからか理不尽な状況を作ってしまっているのではないか。

パチンコ業界に関しても版権物が多くを占めている現状がある。版権シリーズ物は無難に売れるからそれに頼ってしまっていることは分からなくもない。しかし必要なのはオリジナルコンテンツを作り出す創造性である。オリジナルと版権物のバランスを改めて考えることは業界としても必要なのかもしれない。

と偉そうなことを言いつつ自分もついつい版権物を打ってしまうので、個人的にもそこから考えていこう。


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