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パチンコ店営業データの災害対策、大丈夫?【凡人S氏の徒然日記】

各パチンコ店において日々蓄積されている営業データ。これは各店舗にあるホールコンピュータと呼ばれるマシンに蓄積され分析される。データは本社にあるシステムで一元管理しているような企業もある。

そのような重要なデータ、日々バックアップする仕組みはあるだろうが災害が発生した際の対策は大丈夫だろうか?

例えば大規模な地震が起こった場合、1拠点でのデータ管理であるとその他の地域にデータをバックアップ・復旧する仕組みがなければ復元することは困難を極めるだろう。

クラウド上でのシステム構成であれば複数の拠点でデータをミラーリングするようなオプションもあると思われる。AWS(Amazon Web Service)等はデータセンターが複数国に存在する為、更に対策が打ちやすいだろう。ただ業界内ではデータを外部に置くことを敬遠する企業が存在することも事実。その場合、いくらバックアップを行っていてもそのバックアップ自体が破壊されてしまったり、復元する場所がないということに陥ってしまう。

地震大国ニッポン。南海トラフ地震の30年以内の発生率は70~80%とも言われている。そして近年、地震がさほど起こらなかった場所でも大地震が起こり出している。この国に住んでいる限り、既にいつ大災害が起こっても不思議ではないことを改めて認識しなければならない。


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