最近世間を騒がしているMLBドジャース・大谷選手の元通訳、水原一平氏。事件発覚当初、大谷選手の口座を不正利用し、違法なブックメーカーに送金した金額は最低でも日本円で6.9億円以上と言われていたが、最近判明してきた金額を見ると想像をはるかに超えていた。
2021年12月から2024年1月までのおよそ2年間で賭けた回数は約1万9000件。賭け金の総額は日本円でおよそ278億円。賭け金から勝ち額を引いた損失はおよそ62億円にのぼるという。そして送金していた金額はなんとおよそ24億5000万円。
全くイメージが湧かない金額規模で呆然としてしまった。ただここで恐ろしいのは勝ち額もおよそ216億円あるということだ。全く勝てない訳ではなく、甘い汁を吸わせつつ負けが込んでくるというのが一番感覚がマヒするやり方ではないか。賭け金額・勝ち金額ともにケタが違うので負けを取り戻せそうな感覚に陥るが、負け金額にしても62億円。この時点でもはやどうにかなるような金額でなくなっている。結局雪だるま式に負けも増えていったのだろう。
ギャンブルで怖いのは適度な勝ちがあること。最初から負け続きだったならばのめり込むことも少ないはず。勝った時のアドレナリンやドーパミンが出るような興奮が忘れなくなるのがハマる要因の1つだろう。科学や医学が進歩した現在、画期的な医学治療等あれば度を越さない遊びで終わらせることもできそうなものだが。それは難しいのだろう。
パチンコ・ネガキャン記事w