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パチンコ機におけるチャンスボタンの連打・強打への対応策【パチンコは生活の句読点!】

今回は、パチンコホールにおけるなかなか解決が難しい問題について触れたいと思います。それはパチンコ機における「チャンスボタン」です。皆さんも心当りがあるのではないでしょうか。

平成初期のデジパチより、リーチや予告演出が複雑になってきた頃にチャンスボタンが登場したと思います。当時流行した「CRギンギラパラダイス」(三洋物産)辺りが起因ではないかと考えます。

同機の予告ですが、今ではお馴染みの「泡予告」や「魚群予告」があります。リーチになると主に魚群予告を誘発したり、さらには図柄を揃えるために上皿を叩いたり強打したりすることが増えました。リーチになるたびに叩くわけで、やがて上皿の損傷が激しくなって稼動停止する台を見かけることもありました。

後に登場した「CR大海物語」(三洋物産)では、筐体左端にチャンスボタンが搭載されました。これを最初に見たときは、(上皿を強打されることが多かった)旧筐体の経験からではないかと思いました。しかし、ボタンを搭載しても上皿強打はなくならず、当時ホール勤務していた私は「海物語」コーナーで上皿を強打・連打するお客様に注意をすることが多々ありました。

やがて現在まで、パチンコ機の筐体には必ずといいほどチャンスボタンは搭載されています。ただし当時以上に予告やリーチの演出が複雑となり、チャンスボタンへの依存は変わっていません。そのため相変わらず連打や強打によってチャンスボタン部品が損傷し、稼動停止しなければならないこともあります。しかし一番迷惑を被っているのは両隣のお客様ではないでしょうか。私も含めて皆さんも迷惑だと感じているはずです。

結局その対応策は、販促物での注意喚起や従業員による声掛けがメインです。私も従業員の時に、同じような案件に遭遇するたびに注意し、効果はありませんでした。あまりにも改善されないので、その対象者を「出入り禁止処分」にしたらどうかと提案しましたが、役職者は「お客様だから様子をみる」という理由だけでいつまでも改善されないのです。

私は改善されないのならば、何らかのペナルティを与えないといけないと考えます。以前から思っているのは以下の通りです。

チャンスボタンの強打や連打が激しい場合には筐体内部のセンサーが感知して、液晶画面が自動的に絵柄変動を停止させるというものです。従業員が解除しないと復帰しない流れを望んでいます。これは羽根モノや役モノを使用するパチンコ機の不正対策と同じです。

異論反論はあるかもしれませんが、現状ホール従業員の人員も少数のためにそれらが発見できない状況もあり、連打強打のお客様にも周りに迷惑を掛けていることを自覚してもらいたいのです。これが実現すれば、また遊技機の価格が上がってしまうかもしれませんが、やむを得ません。強打連打がゼロになることは難しいかもしれませんが、それに近づくストレスのない遊技環境を目標に取り組んでいただきたいものです。

(文:ヨッツマングローブ)


コメント:3件 コメントを書く

  1. チャンスボタン?
    40年位まえのストップボタンは、出目を停められ揃えることはできる機能だったが、今のチャンスボタンは停められない、ただの飾りボタン
    だからチャンスボタンはチャンス発生でもなんにもないわけ。すでにチャッカーに入った時点で決められているからチャンスボタンは関係しないのだ

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  2. この記事書いた人は、関係者かな?
    押しても当たらないなら、別にマナーがお察しの客に強打されても仕方ないのでは?

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