お盆商戦を睨んで、パチンコ店のグランドオープン情報が出始めている。新築案件や居抜き出店だけでなく、既存店の大型改装まで含めると今夏も相当数の注目ホールが出る見込み。
パチンコ業界に関わっている身としては「この業界もまだまだ捨てたものではないな」と思える貴重な時期かもしれない。やはり閉店ホールを巡るよりも、新規案件を見て周る方が前向きな気持ちになれるものだ。
というわけで「出店準備中」のホールを視察する機会は比較的多い方だと思うが、未だに不思議で良く分からないことがある。それは「パチンコ店 出店予定地」と書かれた看板等に(必ずと言ってよいほど)併記されている注意書きの文言だ。
※出店妨害を目的としたあらゆる行為を禁止します
これは一体どういうことなのだろうか。いや、もちろんパチンコ店がけっしてイメージの良くない存在であることは理解しているつもり。故にパチンコホールの出店に反対する人も居るだろうし、中には出店妨害を目的とした行動を起こす人(団体)が居るかもしれないことはよく分かる。
そうした行為を牽制している文言なのは理解できるが、わざわざ記載することの意味が私にはよく分からないのだ。こんな文言がなくても「おかしな行動を取らない人は取らない」だろうし、逆にこうした文言があるからといって「だったら出店妨害は止めておこう」と思いとどまる人が居るとも思えない。
結果的に、自らイメージを少し悪くしているだけで特段効果のある「注意書き」になっている気がしないのが正直なところ。それでも多くの出店案件場所に似たような文言が記載されているのだから、何か理由があるようにも思える。
それとも私が無知なだけで、スーパーやコンビニなんかの出店予定地にも同様の文言が記載されているのだろうか。
パチンコは害しか生まない
盛岡の某ホールみたいに実際に出店妨害で裁判になったケースがあるし
立て札にこの文言書いたことによるイメージ低下と、
数億の出店費用を失う可能性を減らすことを天秤にかければ、当然書くことを選ぶでしょう