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日本人の食生活にお米はやっぱり欠かせないと再認識する、こうした渇望感は今のパチンコには全く感じられない【寄稿コラム】

「令和の米騒動」。8月下旬頃から店頭の米が少なくなってきたように感じた方は多いはず。火がついたのはマスコミの報道からで、これにより関東近郊のスーパーでは一気に米がなくなる事態に。

なお、米不足の原因としては猛暑やインバウンド消費の増加などというコメントが聞かれたが、根本原因は米の生産量減少だろう。2018年に減反政策は廃止になったものの米の供給量は減り続けており、わずかな需要増でも不足する事態になっている。

そこに来て農水省の「備蓄米は放出しない」とのコメントで不足に拍車がかかった次第。9月に入ると新米の供給が進み少しずつ供給されてきているが、値段は1カ月前の30%から50%ほどの値上げとなっている。

そんな今回の「米騒動」は筋書きのある価格操作に見えてならない。米は価格の優等生でここ20年は全体的に下落傾向だった。儲からない稲作を止め、儲かる農作物に転作している農家も多い。

そこで一気に値上がりに転じると、慌てて確保したいと思う人も多くなるだろう。米の重要性を再認識した人もいたかもしれない。マスコミの過熱報道も功を奏し、結果的に稲作農家が喜ぶ値上げとなった。

パチンコも同じように国民に渇望感を感じさせることができたらなと、少し羨ましく思う。


コメント:2件 コメントを書く

  1. 「パチンコがあって良かった」よりも「パチンコさえ無ければ」って言う人の方が圧倒的に多いのに米を参考にするのは無理がありすぎる

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  2. 今回の米騒動は農協系銀行の投資失敗の穴埋め
    だから不足感を出して高値維持してるだけさ
    都市伝説ですけどね

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