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間違いなく刺さる人には刺さる話題のアノ台を初打ち【元パチプロの「パチスロが好きだから」#233】

9月17日導入の「パチスロハイパーラッシュ」。「パチスロナイツ」に続く復刻系疑似ノーマルタイプ第2弾の機種。「パチスロナイツ」はかなり台数が少なかった記憶ですが、今回の「パチスロハイパーラッシュ」は3000台前後導入されている様子。

自分の近隣ホールを見ても、2台程度と台数こそ少ないが割と入ってます。「パチスロナイツ」は打った人の評判は良かっただけに、今作は導入が増えた感じですかね。

「4号機時代のあの興奮が蘇る!」なんて言われても世代じゃないので分かりませんが、それでも前評判が高かったこともあり個人的にも期待してました。

てことで、仕事終わりの夕方から4台導入された某店へ向かってみることに。

幸いにも1台空いていたのでデータを見ると「2311回転、BIG6回・REG4回」。ボーナス確率から危険な香りが漂うが、深追いしなけりゃ大ケガはしないだろうと実践開始。

ちなみにモードは好みに合わせて3種類から選べるらしいが、筐体を色々触ってみてもイマイチ変え方が分からなかった(結局ネットで検索)。最近の山佐台はそのあたりかなり親切だったので意外というか、余計な機能もなるべく付けないという判断なのだろうか。ちょっと不親切に思ったが、ただ自分が見逃していただけだったら謝るしかない。

この台、4号機完全踏襲をイメージしているからかレア役での当りは無く、リーチ目役での当選のみという硬派っぷり。今の時代、普通ならレア役での当選とか、つい入れたくなっちゃうところだけど、それが無いあたり作り手のこだわりを感じる。

打ち始めて4000円目、テトラリールに7が止まってボーナス告知。

たぶん数ゲーム前にリーチ目が出ていたんだろうが、全く気付かなかったというか、言い訳をすると、ニューパルしかり山佐系のリーチ目がホントに分からない…。

まぁ当ったんでヨシとボーナスを揃えると、これがREG。

REGは通常時に引いても50枚のみで夢も希望も(たぶん)無いので、引いても嬉しくない。

ただこの台、リーチ目役がA~Wまで計23種類あって、リーチ目役で当選するボーナスが決められているので、疑似ボーナスタイプながら振り分け負けなんかは無し。REG役を引いた、もともとBIGの可能性は無かったと考えれば、純ノーマルタイプ同様、REGは引くだけお得という思考にもなれる。とはいえ、REGに偏るのは精神的に辛いけど。

さらに打ち進めて投資9000円で小役ナビで2リールベルスイカ否定の2確(キモチイイ)。

打っていて思ったんだけど、この台、基本的に毎ゲーム1枚の払い出しがあるのだが、リーチ目役成立ゲームではおそらくリーチ目役を入賞させない限りは払い出しが無い。そのため、リーチ目に詳しくなくても、クレジットを見て払い出しが無ければそれだけでチャンス。当っていないこともあるので、「払い出し無し=チャンス目」的な感じですかね。

メーカー側もそれを分かっているからか、この台は払い出しが分からないようになってるんですよね。他のAT機だとセグに「1」が表示される機種が大半だと思いますが、本機はそれが無い。なので、クレジット枚数を把握しとかないと払い出しがあったかどうかすら曖昧になったりします。まぁリーチ目に詳しい人なら特に気にならないんでしょうが、自分のようなよく分かってないタイプだと、クレジットガン見してました。

そんなこんなである程度この台のことがよく分かってきたところで引いた2回目のボーナスはBIG。しかもハイパー。

BIG後は必ず「SIDE-B」という1セット30GのATに入るんですが、この手の台にしては珍しく、純増が約2.5枚と高め。ATが連チャンするだけでもある程度まとまった枚数に期待出来ちゃいますね。そのぶん、ATのセット数に関してはショボそうですが、もともとBIG1回350枚とかを目指したかったからゆえの仕様なので、それくらいの性能になるのは仕方ない。

この「SIDE-B」中の28G目、左リールにチェリーが止まって第3停止でパネル&BGM消灯。レア役での当選は無いけど、チェリー対角ボーナスとか、成立後のみ止まる小役の停止系とか、そういう形でのリーチ目役もあるらしい。

このボーナスもBIGで、「SIDE-B」中のBIGは全てハイパーBIGなので、当然ハイパー。ボーナスの純増が約9枚と高いのもあって、思った以上に瞬発力がある。

さらに「SIDE-B」の50G目、リプレイナビで2リール小役否定という気持ちの良い出目からまたハイパーBIG。イイね、この出目と演出の絡みはやっぱり面白い。

サクッと一撃1100枚獲得したところで「SIDE-B」が終了。

その後、テトラが回ればその時点で期待度25%という「マニアックモード」でちょっと遊んだところで実践終了。

出目と演出の絡み、ボーナス契機をリーチ目役のみにしたことでリーチ目を拝める頻度が高いので、ノーマルタイプ好きとしてはかなり楽しめるんじゃないでしょうか。

感覚としては「ディスクアップ」に近い面白さを感じましたが、懸念があるとすれば設定1と6でBIG確率にそれなりの差があるので、設定差をモロに受けやすい気がするところでしょうか。「ディスク」はBIG確率にほとんど差が無いところが受け入れられた大きい要因だと思うだけに、この台はどうなるのか。とりあえず山佐のリバイバル機はデキが良いイメージなので、今後もどんな台がリメイクされるのか期待。

©SEVENLEAGUE ©YAMASA NEXT


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