インバウンドで盛り上がっていると聞く福岡の店舗を視察する。各種掲示板や出玉ランキングの表示にハングルが溢れる。パチンコとパチスロのどちらで遊ぶか伺うと圧倒的にパチンコ、と福岡のチェーン店営業責任者が言った。「それも4パチしか打たない」と。
国民性なのか荒い台を好むお客が多く開店から閉店までずっと遊んでいる、と。「パチンコとスロットの割合で言えば8対2か9対1、それくらいパチンコ。スロットが難しいからかパチンコの方がギャンブル性が高く勝負が早いからか。韓国から家族を引き連れて遊びに来る人も少なくない」と。
危機的稼働が続く4円パチンコの救世主のようなお客か。4パチの4割がインバウンド、と別のホールの営業責任者も言った。とにかくギャンブル志向が強い、と。「日本人が海外のカジノに遊びに行く感覚で来ている感じ」と。
インバウンドは福岡だけの現象で他の九州エリアはまったく関係ない、と九州の別のオーナーが言った。「定着してきたとはいえ相手の国情でいきなり来なくなるかもしれない。インバウンド需要に頼るのは不安定で危ないと思う」。
ただ、4パチに居並ぶ多くの韓国人の姿は羨ましい限り、と。ミニカジノとしてのパチンコ店の可能性。
※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋
福岡、博多は釜山から船で3時間ほど、釜山ソウルも高速鉄道1.5時間くらいですからね、飛行機と違って唯一日帰りや週末だけでも気軽に来れるルートです。地域的に恵まれているだけなので、他の店舗は参考にならないでしょう。