パチンコ店に設置しているパチンコ機やパチスロ機は、現規則では最長6年設置することが可能です。しかし、その6年も設置されない遊技機が大半ではないでしょうか。パチンコ店で先日新台入替したのに、数週間後に撤去されてしまう遊技機が数々存在しています。
そんな現状ですが、大多数のユーザーから支持された遊技機が6年目で完全撤去することが惜しいと感じることも多々あり、個人的にはもう少し設置期間を延ばして欲しいという願望があります。
さらには、遊技機撤去に関して上手く環境リサイクルできれば良いのですが、少しでも長く支持された遊技機を動かす(稼動させる)ことも大事です。これは何だか勿体ないです。
決まりは決まりですので、やむを得ないことは理解しています。しかし遊技機の価格高騰、遊技人口の減少、高レート遊技稼動の減少、遊技場従業員の労働問題、新紙幣問題など、お金に関することでアタマが痛い状況に変化はありません。「スマート遊技機」や「ラッキートリガー搭載機」などが徐々に台頭し始めてきていますが、(遊技機の価格高騰によって)購入できない遊技場(法人)は数多く存在しています。
そんな中でも、(新台購入や設備変更をしなくても)やりくりできている遊技場は存在しています。マイナーで中古相場でも本当に安い中古機を新台入替で導入し、新紙幣対応のサンドユニットを置き換えせずに対応しているなどと方法は色々あります。実際に、皆さんが知っているあのパチンコ店がそのアナログ的なやり方で何とか営業しているのです。
結局のところ、そのパチンコ店では従業員の発信力でマイナーな中古機でもその魅力を引き出して、「ああ、こんな機械だけど面白い!」と思わせてくれて、撤去間近になるとそれを心惜しむ気持ちになることもあるのです。機械(遊技機)の出玉、ゲーム性、コンテンツ力その他を総合的に判断するのは打ち手のユーザーですが、これを生かすも殺すもパチンコ店従業員の営業力に掛かっているのです。しかしそれはほんの一部の人に限られてしまうので、これを補うためにもある程度設置期間(いわゆる賞味期限)の引き延ばしも必要ではないでしょうか?
(文:ヨッツマングローブ)