パチンコ店のグランドオープンで注意することとは【パチンコは生活の句読点!】

年末年始が近づいてきましたが、この時期のパチンコ業界ではとてもザワザワするのではないでしょうか。それは、パチンコ店のグランドオープンやリニューアル・リフレッシュオープンが軒並み増える時期だからです。ユーザーの皆さんも懐事情に余裕ができ、かつ連休も続く時期でもあります。

パチンコ店が上記のような様々なオープンが増える時期について、年間で主に3つほどあると考えます。4月から5月のゴールデンウイーク辺り、夏休みからお盆休みにかけての時期、そして年末という具合です。この記事を書いているのは12月上旬ですが、既にグランドオープン日程が告知され、新規会員募集が始まっている店舗も散見される状況です。グランドオープン日程は直接店舗に行かないと最速でわからないものでしたが、今はSNSなどで拡散されるケースが増えました。

グランドオープンなどはいつもの新装開店とは違ってそのホール法人や各店舗のやる気を示す時でもあり、その時の営業次第では今後の支持を得られるか否かの分かれ道になることは言うまでもありません。したがって営業運用ももちろん大事ですが、オープン前の事前会員募集やオープン時の入場順番抽選などでの対応が、(営業前なのに)店舗の評価に影響が出てしまう可能性もあります。

具体的にはどういうことでしょうか? 例えば、年末グランドオープンを想定します。

まずは「限定地域設定」です。その店舗がある街と隣接している街が、基本的に対象地区になるでしょう。でもあまりにも広く設定してしまい、募集初日に想定した以上に集まってしまうと、店舗側でキャパオーバーになる可能性もあります。

それに関連して、「オープンする時期」にも気をつけないといけません。前記しましたが夏場は暑く、冬場は寒いわけですから、店舗側ではそれなりに対策を取らないと、会員カード作成や抽選券配布時に、場合によってはユーザーからクレームになることも考えられます。夏場ならうちわ配布や移動クーラーなどの設置、冬場ならば使い捨てカイロ配布なども視野に入れておかないといけません(配布などは関係当局に確認を…)。

さらに「従業員教育」です。特にグランドオープン時には、新規採用の方々が多くなっている時期です。会員申し込み時は、まだ入って数日や数週間の現地採用の方々が大半でしょう。ましてや、パチンコ・スロットのことやその関係法令を知らない場合もあり得ます。実施する前には、経験ある社員以上の人が気を配りながら育てていかないといけません。

今や「カスタマーハラスメント(カスハラ)」なのか「クレーム」なのか、という区別がつかないぐらいのトラブルも増えてきています。ホール側の皆さんも、またユーザーの皆さんも注意しないといけません。大きなトラブルが無いように、オープン時は楽しく遊技したいものです。

(文:ヨッツマングローブ)

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