パチンコ業界での電子マネー化は「依存症対策」という観点からも理にかなっている【寄稿コラム】

いずれパチンコも電子マネーの利用がメインになるはず。過程の問題はさておき、専用の電子マネーアプリで管理すれば使用頻度、金額、時間、店舗、機械、何でもデータは取れる。

さらに踏み込んで交換もアプリ内で完結するならば収支も勝手に記録されていく。今も一部の人は細かく収支をつけているが、すべてのユーザーが同様のデータを管理することになる。どの程度打って、勝ったか負けたか。それまでのトータルも。

使いすぎてしまう人は自分で上限金額や遊ぶ回数を制限出来る機能も盛り込める。依存症対策に求められる機能としても電子化は理にかなっており、おそらくはある程度セットで実装されるだろう。

電子マネー利用可は必要だとの声も多いが、いざそんな機能とともに実装されたらどうなるか。勝ち越している人は問題ない。むしろ勝ち越しデータがSNS等で拡散されて新規が入るきっかけになるかも。

問題は圧倒的多数の普通のお客様。勝てるかもしれない、という夢を売る商売に現実を突きつけることに。年末に1年の収支を見返して引退を決意したとしても年明けには忘れているのがパチンコユーザー。だが、次に遊ぼうとしたときも同じ収支が表示されていたらどう思うか。

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