「Ｌこのすば」今さら打ってみたら普通に面白かった件【元パチプロの「パチスロが好きだから」＃２４８】

世間でブームが起きていたのはもうずいぶん前な気がするけど、今さら「スイカゲーム」に手を出してみたら思った以上に面白かった。シンプルで簡単なように見えて、いざやってみると奥が深くて難しい、パチスロでいうと「ジャグラー」みたいなゲームです。

パチスロでも今さら手を出してみたら面白かった機種があって、それが「Ａ－ＳＬＯＴ＋　この素晴らしい世界に祝福を！」。

メダル機の方の「パチスロこの素晴らしい世界に祝福を！」は狂ったように打っていたしコンテンツも好きなのだが、Ａスロの方はノーマルタイプとしては出目も単調そうだし評判もあまり良くなかったので、なんか面白くなさそうだなと。しかし、いざ打ってみるとサミーの液晶付きノーマルタイプらしく、演出と出目の絡みが結構面白い。

「先アクアカスタム」前提にはなるけれど、予告音が鳴って逆押しからの赤ＢＩＧ濃厚目とか、

レア役成立ゲームで即発展は激アツだろうとか、そういうお約束みたいなパターンもしっかりとアツいしで、思った以上にワクワクさせてくれるパターンが多い。

ただ、やはり右上がり１ライン機ということもあってボーナス察知はかなり単調で、リーチ目主体の仕様でもないので、滑りを楽しんでどうこう、みたいな面白さには欠ける。

別に出目で楽しもうと思えば出来るには出来るのだろうが、ボーナス察知が遅れるぶん枚数的には間違いなく損をするわけで、そんな毎回やってられないという意味ではやはり出目は単調にならざるをえないのである。

通常時からもＡＴに入ったりするし、ＡＴもＢＩＧを引けば最低６０Ｇもらえたりと、遊べる台ということを考えると全然悪くないんですけどね。

高設定の出玉率がそれほど高くないのも流行らなかった要因か。ノーマルタイプとしては出目が単調なのは致命的なので、そのぶん面白さを出玉でカバー出来ればよかったのだが、現状の規制ではそういうノーマルタイプを出すのも難しいんでしょう。１ライン機じゃあ厳しいですよねぇ。

ただ、出目ではなく演出メインで楽しむ台と考えれば低設定域の出玉率も甘めなのでオススメできます。特にお正月のように設定状況が厳しいようなら、ちょっと遊んでみるかと触ってみてほしいオススメの一台。

©2016 暁なつめ・三嶋くろね／KADOKAWA／このすば製作委員会
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