私は、その財布事情からパチンコは専ら1円パチンコばかり打っています。「1円パチンコなんぞはパチンコを打ったことにならない!」とおっしゃる人もいるかもしれません。でも業界が厳しいこのご時世ですし、また1円パチンコでもビジネスになるところはあるわけです。したがって、私の行動は間違っていないと考えます。
1円パチンコの客層といえば、その大半が年齢層の高い方々ばかりなのは言うまでもありません。私もその年代には徐々に近づいているわけでもあります。そんな中、こんなことがありました。
それは、普段訪れることのない街のパチンコ店で1円パチンコを打ちました。打った機種は「PフィーバークィーンⅡ 30th ANNIVERSARY EDITION」で、程よく連チャンもしていました。しかしその隣の機種を打っていた恒例の女性のお客様が、スーパーリーチの度にドカドカとチャンスボタンの強打を繰り返し行なってくるではありませんか! そのお客様の左隣りの女性もお仲間のようで、同じようにドカドカとチャンスボタンを連打に強打を繰り返していました。
さすがに私は我慢の限界に達していましたが、このパチンコ店の従業員さんたちはこのドカドカの迷惑行為を発見できていません。それ以前に、従業員のホールオペレーション数がカウンターを除いて2人(カウンターを合わせて合計3人)だったのです。しかし、どうしてもこの状況は異常と感じ、その2人のうちの1人の女性従業員さんに「●●番台のお客さんの台叩きが強すぎて困っていて…」とお伝えしました。するとその従業員さん、「それは申し訳ございませんでした、●●番台って女性の眼鏡をかけた方ですかね…」と理解していただきました。
私が席に戻ると、その従業員さんは私の隣の問題のお客さんの台番を確認しつつ、インカムで他の従業員さんとの連携を行なっていた様子でした。そこまでは良いのですが、先程の従業員さんは「女性の眼鏡をかけた方ですかね…」とおっしゃっていたことに私は驚きました。それは、その問題の女性のお客さんを知っていたということです。言い換えれば、その客さんは以前から台叩きをしていて注意されても改善されていないことがよくわかりました。
そのことから、このパチンコ店では「快適な遊技環境」を保持していないということです。注意しても改善されていないのならば、問題の台叩きのお客さんには「出入り禁止」ぐらいのレベルで注意しないといけないのではないでしょうか。つまりこのパチンコ店では、常連のお客さんなので注意で済ませてしまっているかもしれません。もっといえば、常連のお客さん1人を出入り禁止にすることで、売り上げが下がってしまうことを恐れているのかもしれません。
でも本当にそれで良いのでしょうか? 私はこの台叩きから見えないSOSを発していたのですが、従業員の皆さんはそれをキャッチできていませんでした。いくら接客を良くしようとしていても、こういった環境を整備していかないと意味が無いのではないでしょうか。
しかし、相変わらずパチンコで予告や大当りを誘発させる台叩きが多いことに驚いています。なぜそれが減らないのか? 本当に従業員の皆さんは撲滅しようと動いていないのでしょうか? もっといえば、これは各遊技機メーカーも啓発活動する義務があるのではないでしょうか。また遊技機価格に影響するかもしれませんが、台叩きを検知するような仕組みづくりをして、遊技中にエラーが掛かってしまうシステムにしてしまうことです。これによって、台叩きをしたお客さんは困惑してしまうでしょう。でも減っていないのでやむを得ないのです。
大当り絵柄が近づくたびに、台を叩かれる行為を隣や間近で遭遇することほど、本当に嫌なものです。これを読んだ皆さん、そういったアクションに遭遇したら従業員さんに「見えないSOS」を発信してみて、そのパチンコ店の動きを確認してみてください。
(文:ヨッツマングローブ)
コメント
誹謗中傷、個人情報、わいせつなど当社が不適切とみなしたコメントは削除させていただくことがあります(利用規約)