パチンコ復活には設定機能の自由度を高めることが必要ではないか【寄稿コラム】

ホールに勤めていた頃、客商売だからと望まれるまま2.5円交換から高価へとシフトし、気付いたら等価交換になっていた。それにより利益が出る回転数が1000円25回から15回ほどに。その分運用はシビアになる。

クギの本数も液晶の大型化に伴い大きく減って今は以前の半分以下で100本余りか。格段に難しいはずなのに、整備どころか変更承認をしなければ触れもしない。この状況がパチンコの稼働を劇的に悪化させているのではないかと感じる。

クギが触れない以上ホールとしては確実に利益が取れる状態で放置するしかない。設定1以下で固定されたようなものでパチンコ客は運による勝ちしか見込めない。

おまけに難しい調整にも関わらず叩く経験もほとんどない。今のクギは変更承認申請を行い、保守を行い、承認を受けなければならないし、その保守も想定通りにできるかはわからない。このままではパチンコの復活は望めないのではないか。

復活には設定という調整機能を搭載したパチンコを作ること。それにはパチスロのようにある程度自由な設定の設計でないと難しい。それにはホールが設計思想に介入し、メーカーとともに「使い勝手が良い」設定を作り行政に認めてもらう必要がある。

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