パチンコ業界最大手となる「マルハン」グループが2023年3月期の連結業績を発表している。売上高は1兆3196億円(前期比プラス3.8%)、経常利益は242億円(前期比マイナス21.2%)となって増収減益だった。
2015年3月期には7期ぶりに売上高2兆円の大台を割り込んでおり、以降は減収が続いていたマルハン。それでもコロナ禍前(2020年3月期)までは1.5兆円の売上を維持してきたものだ。
しかしながら「コロナ騒動」と「旧規則機の撤去」というダブルパンチに見舞われたことで、さしものマルハンも失速気味。売上は回復基調にあるとはいえ、コロナ前と比べると2000億円ほどの減収となっているのが現状である。
経営ホール数も2018年3月末(321店舗)以降はわずかながらも減少を続けており、2023年3月末には310店舗まで減ってしまった。出店件数よりも閉店件数の方が多く、明らかに出店ペースが鈍化していることも売上高が伸びない一因といえるだろう。
ちなみに昨年度中には5店舗がグランドオープンを果たしたものの、いずれも他企業から取得したホールを改装しての屋号変更オープンとなっていた。以前は完全新規での出店が代名詞だったはずだが、戦略が大きく変わってきたことは間違いない。
2021年4月1日からカンパニー制に移行したこともあって、「何かとひずみが生じているのではないか」等とも噂されるのは巨大企業の宿命か。カンパニー毎の業績も気になるところである。
勝つ人間に因縁付けて勝った金まで巻き上げ店から追い出す。
パチンコ屋はヤクザより悪質だよ。
ここが下手ったら全体ガタガタ。それを期待してます。パチンコ廃止