「吉原産業グループ」は福島県を中心にパチンコホールを店舗展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ジャンボ」の屋号を冠しており計１５店舗を運営。その内訳は福島県（１０店舗）、栃木県（２店舗）、茨城県（１店舗）、埼玉県（１店舗）、そして新潟県（１店舗）だ。１店舗あたりの平均設置台数は４２２台で小・中規模ホールのみの構成となっている。

総じてローコスト運営を継続している印象であり、新台導入などはかなり控え目だ。新規出店等の大きな動きも永らくみられない。それでも福島に拠点を置く企業グループとしては「ニラク」や「ダイエー」などに次ぐ事業規模を誇っており、地元での認知度は十分高い老舗企業と評せるだろう。

２０２２年には２軒の店舗閉鎖が確認され、群馬県での経営ホールは一旦無くなっている。また２０２３年にも２軒が閉鎖された。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２２年６月：『ジャンボワールド』（栃木県３００台）
２０２２年７月：『ノア高崎店』（群馬県５７６台）
２０２３年１月：『古河ジャンボ』（茨城県３９２台）
２０２３年７月：『ミスタージャンボ』（福島県２８８台）
（２０２３年１２月１日記載）