「新和グループ」は北海道にてパチンコホールを店舗展開する有力チェーンである。経営店舗は全て「プレイランドハッピー」の屋号を冠しており計２０店舗を運営。その内訳は札幌市（１４店舗）、小樽市（２店舗）、千歳市（１店舗）、苫小牧市（１店舗）、函館市（１店舗）、石狩郡（１店舗）だ。

１店舗あたりの平均設置台数は約６４５台と、中規模ホールが大半となっている。それでも高集客ホールが多く、営業力は折り紙付きだ。文字通り北海道を代表する企業の一つと評せるだろう。

「あえてリスクを負う必要のないときには決して前には進まない」。そんな（同社ＨＰ上にも記載されている）企業姿勢の通り、経営スタイルは実に堅実な印象である。なお、新規出店については２０１４年末に『プレイランドハッピー南６条店』をオープンしたのが最後のようだ。

同社で最大規模となるのが、その『プレイランドハッピー南６条店』。唯一１０００台を超える巨艦店舗である。札幌市中央区の南６条西「石山通り」沿いに位置しており、近隣には正栄プロジェクトの基幹店舗となる『イーグルＲ－１南８条店』も鎮座。地元を代表する有力チェーンの基幹店舗同士が火花を散らす激戦区だ。札幌を訪れた際にはぜひ視察しておきたいエリアの一つである。

※コロナ禍以降の閉鎖・売却店舗
２０２１年１月：『プレイランドハッピーすすきの店』（北海道２７４台）
（２０２４年１２月１日記載）