ユニバーサルエンターテインメントは26日、東京都江東区有明の同社本社内において、2014年の第1弾機種となるエレコ製のパチスロ新機種「バジリスク~甲賀忍法帖~絆」の記者発表会を開催した。同社発売のパチスロでは初めてのATタイプ。同機の納品日には来年1月26日を予定する。
発表会では冒頭、同社マーケット戦略室室長の長谷川崇彦氏が登壇。「今の業界は、メーカーから見ても、ホールから見ても、ユーザーから見ても厳しい状況にあるが、先日実施した「ユニバーサルカーニバル」ではユーザーのパチスロに対する熱さを感じた。おもしろいもの、注目してもらえるものをつくりつづければ、パチスロはまだ、娯楽の王様でいられる。新機種開発では、初代、2代目の「バジリスク」がユーザーに愛されてきた出玉の波を損なわないよう、決して緩やかな波ではないが、ときに大きな波に乗って勝ちにつなげられることに重きを置いた。今後も「バジリスク」というカテゴリーで開発をつづけていく」と述べた。
つづいて、同室課長の山本学氏が、機種詳細を解説。同機では、前作と同じくATを継続率抽選によりループしながらコインを増やしていくゲームフローとなる。AT「バジリスクタイム」は、1セット約40ゲーム、1ゲームあたりの純増枚数2.8枚。ATへの突入ルートは、獲得枚数約40枚の擬似ボーナス「バジリスクチャンス(BC)」。前半「追想の刻」と後半「争忍の刻」というATの構成は踏襲されており、新たなゲーム性として「争忍の刻」開始時に選択されたキャラの組み合わせによりBC当選率が「絆高確」となる「絆システム」を搭載した。
[11月29日・日刊遊技情報]