埼玉県入間市に続き、今回は東京都瑞穂町(箱根ヶ崎地区)を見に行ってきました。近年1000台以上の大型パチンコ店も進出し、隣接する埼玉県入間市と合わせて注目すべき地域の一つとして以前から私が視察を熱望していたエリアです。
同地区は、メイン道路として「国道16号線(東京環状)」があります。遊技場もこの周辺に立地。なお、数キロ走れば埼玉県入間市に入り、並行する高速道路「圏央道」の入間インターに接続します。同インター前には大型商業施設などが集中しており、車の往来がとても激しいところですね。
9月23日(金・祝)の13時から以下の4店舗を順に視察してきました。
『グランド ラ・カータ1111瑞穂店』(瑞鳳)1111台
『フェイス1100瑞穂店』(フェイス)1037台
『トワーズ瑞穂店』(オザム)420台
『サンフラワー瑞穂店』(アクティベート)546台
16号線を入間方面に北上して、一番初めに視察したのが『グランド ラ・カータ1111瑞穂店』です。ほぼ交差点の角に立地しており、立体駐車場が目立ちます。ここは以前、富山ジャラングループの『クリエ瑞穂店』でした。その跡地で昨年末にグランドオープンを果たしたばかりであり、瑞鳳グループ初の1000台超えホールとなったことでも大いに注目を集めていたものです。
181台設置されていた1円パチンココーナーは30%を超える客付きを見せていました。ただし視察当日は祝日にも関わらず、全体稼働は不調でした。グランドオープン当初には遊技客に対して色々と制約があったとの話も聞き漏れており、(新規則機移行の時期と重なって)上手くスタート出来なかったのかもしれません。
そんな『グランド ラ・カータ1111瑞穂店』からちょっと奥にあるのが『フェイス1100瑞穂店』です。福岡県ではお馴染みの有力チェーンですね。ちなみに以前、福岡県へ視察に行った時と同じ建物になっていて大変驚きました。パチンコもスロットもハイブリットの営業レートで、全体稼働率は60%超えとなっており、全てのコーナーで安定した客付きを見せていました。
そこから少し南下してJR八高線「箱根ヶ崎駅」の近くに『トワーズ瑞穂店』があります。同店の経営母体は、西多摩地区などでスーパーを展開している「オザム」で、計39店舗を営業している大手チェーンです。こちらは大型店に囲まれる競争環境の中で苦戦気味でした。
最後に視察したのは、地元のパチンコ店『サンフラワー瑞穂店』です。敷地内の同店隣には本社機能があります。全体稼働率は50%近くをマークしていて、特に低貸レートが強い印象でした。なお、メインの入口から入るとパチンコではなく(6.5号機などのメイン機種を含めた)20円パチスロのメガ通路がありました。ここではメダルの積み上げを魅せていて、少し珍しい光景でしたね。
このように、瑞穂町エリアのパチンコホールは明暗が分かれる格好となっていました。
■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。
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