経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の12月分確定値を16日付で公表した。
「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で45カ月連続の減少。増減率は前年同月比マイナス6.5%とマイナス幅が10カ月ぶりに5%を超えた。一方従業員数は0.4%増と13カ月ぶりに対前年同月比でプラスに転じた。
「パチンコホール」以外の対個人サービス趣味・娯楽関連は、「ボウリング場」と「遊園地・テーマパーク」が2カ月連続で増加。「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」はともに2カ月ぶりの減少業種となった。
同日には年間統計も発表され、2017年の「パチンコホール」売上高は対前年比で4.4%の減少。これで5年連続のマイナスとなった。また一昨年は5業種すべてが減少業種となっていたが、昨年は「ゴルフ場」と「遊園地・テーマパーク」が2年ぶりに増加。特に「遊園地・テーマパーク」は対前年比で3.8%の増加で、入場料金・施設利用料金収入が4.9%と大きく上昇したことが寄与した。
[2018年2月27日・日刊遊技情報]